山口県立厚狭高等学校

山口県立厚狭高等学校の概要

山口県立厚狭高等学校（やまぐちけんりつあさこうとうがっこう）は、山陽小野田市にある公立の高校です。この学校は北校舎と南校舎の2つの校舎を有し、それぞれが山口県道225号船木津布田線を挟んで約1.5kmの距離に位置しています。学校では、学問と技術の両面に焦点を当てた多様な学科を設置しており、学生に多彩な選択肢を提供しています。

設置学科

北校舎

• - 全日制：

- 普通科（英語コースは2006年より募集停止）

南校舎

• - 全日制：

- 総合家庭科
- 食物文化科（2008年より募集停止）
- 服飾文化科（2008年より募集停止）

• - 定時制：

- 商業科

歴史

初期の歩み

厚狭高等学校の歴史は1873年に始まります。その最初の形態は「船木女児小学」であり、現在の宇部市船木に設立されました。1908年には厚狭郡の厚西村に移転し、1923年には県立厚狭高等女学校と改称されました。1948年の学制改革に伴い、県立厚狭女子高等学校となりました。

中学校から高等学校へ

1941年には県立厚狭中学校が創立され、翌年には学制改革により県立厚狭高等学校へと移行しました。1949年には旧厚狭高等女学校と旧厚狭中学校が統合され、一つの学校として再出発しました。この時、南校舎には女子校を、北校舎には男子校をそれぞれ設置しました。

学科の変遷

1962年には家庭科の他に被服科と食物科が設けられ、1991年には被服科が服飾デザイン科に改組されました。その後、1996年に普通科の文化英語コースが設置され、2002年には家庭科、服飾デザイン科、食物科が新たに服飾文化科と食物文化科に改組されました。しかし、2006年には英語コースの募集が停止され、2008年には食物文化科と服飾文化科が統合され、総合家庭科が設立されました。

最近の動向として、2020年7月には県央部での多部制定時制・通信制高校構想に伴う2022年度からの定時制課程の募集停止が発表されています。

卒業生

学校を卒業した著名な人物には、四国放送のアナウンサー安部敏恵、漫画家のなかはらかぜ、山梨放送アナウンサーの前田真宏（野球部出身）、長野放送アナウンサーの松山航大、住友林業の会長である矢野龍などがいます。

関連情報

この学校は山口県の高等学校一覧に掲載されるだけでなく、日本の商業ならびに家庭に関する学科設置高等学校の一覧にも名を連ねています。また、旧制中等教育学校に関連する情報もあります。

公式情報

さらに詳しい情報は、山口県立厚狭高等学校の公式ウェブサイトを訪れることで得られます。

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