山口県立小野田高等学校

山口県立小野田高等学校

山口県立小野田高等学校（やまぐちけんりつ おのだこうとうがっこう）は、山口県山陽小野田市くし山一丁目に所在する公立高等学校です。地域からは親しみを込めて「だんご」という愛称で呼ばれています。

設置学科

全日制
普通科
定時制
普通科

沿革

その歴史は、明治時代に遡ります。複数の学校の設立・変遷・統合を経て、現在の山口県立小野田高等学校となりました。

旧興風中学校の流れ

1884年4月10日 - 如不乃堂として発足。
1893年4月 - 有為学会が設立。
1894年4月1日 - 興成義塾が開校。
1903年9月10日 - 上記3つを統合し、長門興風学校に改称。
1906年9月10日 - 私立興風中学校に改称。
1919年12月15日 - 興風中学校に改称。
1929年7月2日 - 山口県興風中学校に改称。
1941年4月1日 - 小野田市に移管され、小野田市立興風中学校に改称。
1944年9月1日 - 山口県に移管され、山口県立興風中学校に改称。
1948年4月1日 - 山口県立小野田高等学校に改称。

旧小野田女子商業学校の流れ

1944年4月1日 - 山口県立小野田女子商業学校が開校。
1946年4月1日 - 山口県立小野田高等女学校に改称。
1948年4月1日 - 山口県立小野田女子高等学校に改称。

統合後

1949年5月1日 - 両校を統合し、山口県立小野田高等学校として新たなスタートを切りました。
2020年7月 - 県央部多部制定時制・通信制高校の設置計画に伴い、2022年度からの定時制課程の募集停止が山口県教育委員会より発表されました。

著名な卒業生

多くの卒業生が各界で活躍しています。

俵田明（宇部興産創立者、社長） - 興成義塾卒業
兼崎地橙孫（俳人、書家、弁護士） - 私立興風中学校卒業
縄田尚門（陸上競技選手・指導者） - 興風中学校卒業
篠田傳（プラズマテレビ開発者）
藤田剛二（政治家、実業家）
林伊佐緒（歌手）

関連事項

山口県高等学校一覧
旧制中学校
高等女学校
旧制中等教育学校の一覧 (山口県)

通称について

「だんご」という通称には、以下のような説があります。

1. かつて小野田高校が「田」と「高」で「だんこう」と呼ばれており（野球部のユニフォームに「DANKO」と書かれていた時代もある）、それが変化したという説。
2. 校章の形が由来であるという説。

外部リンク

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