山口県道37号宇部美祢線

山口県道37号宇部美祢線について

山口県道37号宇部美祢線は、山口県宇部市から美祢市までを繋ぐ重要な県道であり、主要地方道として位置付けられています。この道路は、宇部市吉見の国道2号厚東駅入口交差点から、美祢市伊佐町伊佐の国道435号伊佐町北川交差点まで続いています。

道路の概要

この道路の起点は宇部市吉見で、国道2号との交差点である厚東駅入口からスタートします。終点は美祢市伊佐町伊佐にあり、こちらも国道435号と接続しています。

最初の区間、宇部市矢矯からの部分は幅員が狭いところが多く、生活道路として利用されているため、宇部から美祢へ向かう車両はあまり通行しません。一方、この区間の後半部分は、林道のような自然豊かな道路に変わります。

宇部市矢矯から美祢市伊佐町伊佐にかけては、全区間2車線が整備されており、円滑な交通が可能です。ここでは、有帆川や宇部伊佐専用道路、中国自動車道などの重要な交通路と平行に進みます。また、途中には数多くの観光スポットがあります。たとえば、国指定天然記念物に指定されている「万倉の大岩郷」や、伊佐町堀越に位置する「桜山総合公園」へのアクセス道路も含まれています。さらに、涼木峠と呼ばれる峠を通りながら、魅力的な自然景観を堪能することができます。

路線データ

• - 起点: 宇部市吉見（厚東駅入口交差点＝国道2号接点）
• - 終点: 美祢市伊佐町伊佐（伊佐町北川交差点＝国道435号接点）

歴史

1993年、当路線の一部は建設省によって、主要地方道として指定されました。これにより、宇部美祢線としての位置付けが強化され、地域の交通インフラの一環としての役割が認識されるようになりました。

路線状況と交差道路

山口県道37号宇部美祢線の中には、重複区間があり、特に山口県道30号小野田美東線は宇部市矢矯の地点で交差します。また、他にも複数の県道と交差しており、地域内の移動に利便性を提供しています。以下は主要な交差道路の一覧です：

• - 国道2号（宇部市吉見・厚東駅入口交差点、起点）
• - 山口県道30号小野田美東線（宇部市矢矯）
• - 山口県道224号西万倉山陽線（宇部市西万倉）
• - 山口県道355号奥万倉厚狭線（宇部市西万倉）
• - 山口県道232号奥万倉山陽線（美祢市伊佐町奥万倉）
• - 国道435号（美祢市伊佐町伊佐・伊佐町北川交差点、終点）

このように、山口県道37号宇部美祢線は地域内の重要な交通路として、多くの訪問者や地元住民に利用されています。自然の美しさや歴史的な名所へのアクセスも可能であり、単なる通行路以上の価値を持っています。

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