山口県道6号山口宇部線

山口県道6号 山口宇部線

山口県道6号山口宇部線（やまぐちけんどう 6ごうやまぐちうべせん）は、山口県の山口市と宇部市を結ぶ主要地方道です。この路線は、地域高規格道路である山口宇部小野田連絡道路の一部として重要な役割を果たしています。

概要

山口宇部線は、大きく二つの区間に分けられています。一つ目は、山口宇部道路区間で、こちらは自動車専用道路として運用されています。起点となるのは山口市朝田の朝田ICで、ゴールは宇部市西岐波にある宇部南ICです。この区間は、全長自動車専用道路として利用されており、より快適なドライブを可能にしています。

1975年に嘉川ICから宇部南ICまでの区間が一般有料道路として開通しましたが、2012年には無料開放されました。朝田ICから嘉川IC間は、比較的新しい区間で、2011年7月31日から自動車専用道路として供用が開始されました。この道路は、交通の便を大きく向上させ、地域経済にも貢献しています。

さらに、路線は小郡JCTで中国自動車道と接続し、宇部JCTでは山陽自動車道下関宇部線とも結びついています。

二つ目の区間は宇部湾岸道路区間であり、宇部市中央町から東須恵にかけて延びています。この部分も自動車専用道路として指定されており、宇部市中央町から藤曲までの間は専用道路が通っています。藤曲から東須恵までの区間は一般道路に平行する形になっており、この区間は山口県道354号として知られる妻崎開作小野田線と接続しています。

宇部湾岸道路の西中町ICから藤曲IC間は、2011年8月21日に開通しました。

路線データ

• - 起点: 山口市朝田（朝田IC、国道9号・山口県道204号宮野大歳線との交点）
• - 終点: 宇部市東須恵（国道190号との交点）

歴史

この県道は、1993年5月11日に建設省から山口宇部線として主要地方道に指定されました。この指定により、道路の整備と運営が進められ、地域の発展に貢献してきました。

路線状況

山口宇部線には、いくつかの重複する区間が存在します。特に、国道190号の宇部市西岐波から宇部市中央町にかけての部分は、県道と国道が重なっている主要な交差点となっています。

交差する道路

• - 国道9号・山口県道204号 宮野大歳線（山口市朝田、起点）
• - 国道190号・山口県道220号 宇部空港線（宇部市西岐波、山口宇部道路 終点）
• - 国道490号（宇部市松山町）
• - 山口県道55号 宇部港線（宇部市新天町）
• - 国道190号（宇部市中央町、宇部湾岸道路 起点）
• - 国道190号（宇部市東須恵、終点）

このように、山口県道6号山口宇部線は、地元地域の交通網に密接に関わりながら、地域の発展を支える重要な交通路となっています。

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