山口真未

山口真未：陸上から競輪へ、そして未来へ

山口真未（やまぐち まみ）は、1991年12月12日生まれ、茨城県古河市出身の元女子競輪選手です。日本競輪選手会静岡支部に所属し、日本サイクルスポーツセンターをホームバンクとして活躍しました。競輪選手養成所（以下、養成所）第120期生であり、師匠は同じ静岡支部の落合達彦（96期）です。

陸上競技での輝かしい実績

中学時代から陸上競技に打ち込み、2006年の全国中学校体育大会四種競技で6位入賞を果たしました。取手聖徳女子高校を経て、茨城大学に進学。大学時代には日本学生陸上競技対校選手権大会七種競技で8位入賞するなど、その才能を発揮しました。筑波大学大学院修了後も陸上競技を続けていましたが、アキレス腱断裂を機に、新たな道として自転車競技の世界へ転向を決意します。

競輪選手への転身と養成所での活躍

日本サイクルスポーツセンターで勤務する傍ら、2020年1月16日に養成所第120回技能試験に合格。120期生の中では最年長であり、在所中は自治会長として候補生たちをまとめました。また、第3回記録会では500mタイムトライアルで養成所新記録を樹立（後に酒井亜樹が更新）。競走成績は4位（14勝）、卒業記念レースでは3着という結果を残しました。

競輪選手としてのデビューと引退

2021年5月1日、静岡競輪場での新人戦「競輪ルーキーシリーズ」でデビューし、見事1着。デビュー戦で初勝利を飾りました。初優勝は同年6月6日、和歌山競輪場での新人戦でした。2022年2月2日には、大宮FIIで本格デビュー後初優勝を果たしています。

デビュー後はコンスタントに決勝に進出するなど、安定した活躍を見せていましたが、2024年11月22日、自身のX（旧Twitter）で同年限りでの現役引退を表明しました。養成所受験時から「競輪選手は2024年まで」と決めていたとのことで、同年12月12日からの地元・静岡FIをラストレースとし、同開催では完全優勝を飾りました。

2025年1月17日、選手登録を消除。通算戦績は261戦80勝、優勝14回という記録を残しました。

引退後の展望

引退後は、大学院でスポーツの研究に専念する予定です。これまでの経験を活かし、スポーツ科学の発展に貢献することが期待されます。

外部リンク

KEIRIN.JP - 選手情報： 山口 真未
山口 真未 ガールズケイリン
* 山口真未 (@gucci_keirin) - X（旧Twitter）

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