山口赤十字病院

綜合病院 山口赤十字病院

綜合病院 山口赤十字病院は、山口県山口市に所在する医療機関で、日本赤十字社の支部によって運営されています。その歴史は1883年にまで遡り、最初は山口県立病院として始まりました。1884年に正式に開院し、約40年後には日本赤十字社に無償で移管され、山口支部病院として新たに発足しました。

沿革

• - 1883年4月仮開院。
• - 1884年3月正式開院。
• - 1920年4月日本赤十字社へ移管、山口支部病院として設立。
• - 1937年12月陸軍病院の看護補助を目的に改名。
• - 1940年12月日本赤十字社山口支部病院に再改称。
• - 1943年1月山口赤十字病院へ名称変更。
• - 1945年2月期間的な改称を行い、同年8月30日に元の名称に戻ります。
• - 1946年4月下関診療所を開設。
• - 1948年4月看護学院に改称。
• - 1950年4月高等看護学院となる。
• - 1958年1月1日現在の綜合病院 山口赤十字病院に改称。
• - 1976年4月看護専門学校として認可を受ける。

最新の歴史としては、2011年に山口県DMAT指定病院として認定され、災害医療の拠点としても重要な役割を果たしています。

診療科

山口赤十字病院では多様な診療科が設置されており、内科、外科、婦人科、精神科、整形外科などが含まれます。特に緩和ケア科や脳神経内科、透析センターなど、専門的な治療にも対応しています。また、リハビリテーション技術課や内視鏡外科手術センターも充実しており、患者のニーズに応じて多角的な治療が行われています。ただし、一部の診療科では、非常勤医師による制限があることもあります。例えば、精神科では再来患者のみの診療となっています。

医療機関の指定

この病院は、救急告示病院であり、地域の小児救急医療拠点病院としても機能しています。地元の入院が必要な小児患者を受け入れる体制を整え、災害拠点病院としても認定されています。さらに、日本医療機能評価機構からの認定を受けており、信頼性の高い医療を提供しています。

交通アクセス

アクセスも良好で、JR山口線の上山口駅から徒歩約5分の距離に位置しています。また、バス利用者には「日赤前」バス停が近く、日赤病院西口バス停からも徒歩圏内です。地域の交通インフラを活用しやすい立地が魅力です。

周辺施設

病院周辺には、山口県身体障害者福祉センターや学校、史跡も存在し、地域との結びつきが強いことが伺えます。地域住民にとっても、身近な医療機関としての役割を果たしています。各種専門医や看護師の育成にも力を入れ、地域医療の発展にも寄与している病院です。

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