山名駅

山名駅（やまなえき）は、群馬県高崎市山名町に位置する上信電鉄上信線の駅です。

歴史

山名駅は1897年（明治30年）5月10日に開業しました。1934年（昭和9年）には、陸軍特別大演習の際に昭和天皇が当駅をご利用になり、駅周辺が「決戦の地」として選定されたという歴史的な出来事がありました。

駅名の由来は、駅所在地の町名である山名町に由来します。山名町は、室町時代に西国で栄えた山名氏発祥の地であり、当駅は山名一門の総氏神でもある山名八幡宮の門前駅としての一面も持っています。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、木造駅舎が特徴的です。駅舎は下仁田側に位置しており、ホームへは構内踏切で連絡しています。構内踏切があるため、駅構内は右側通行となっています。

付帯施設

以前のトイレは古い水洗式でしたが、2014年に建て替えられました。また、駅舎に隣接して山名変電所があります。駐輪場の山名八幡宮寄りには、昭和天皇の行幸を記念した迎光碑が建立されています。

のりば

当駅には、案内上ののりば番号は設定されていません。当駅を発着する列車は、ホームの右側を走行します。これは、出発信号機が進行方向の右側にある「のりば」にのみ設けられているためです。

利用状況

近年の一日の平均乗車人員は以下の通りです。

年度別乗車人員数は高崎市統計季報に掲載されています。

駅周辺

駅周辺には以下の施設があります。

高崎市役所南八幡市民サービスセンター
高崎山名郵便局
山名八幡宮
山名城址（中世山城の遺跡）
群馬県道30号寺尾藤岡線

隣の駅

上信電鉄

■上信線

高崎商科大学前駅 - 山名駅 - 西山名駅

脚注

山名 - 上信電鉄

関連項目

* 日本の[[鉄道駅一覧]]

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