山形県白鷹町文化交流センター あゆーむ

地域文化の発信拠点、山形県白鷹町文化交流センター あゆーむ

山形県西置賜郡に位置する文化交流センター「あゆーむ」は、地域文化や芸術を担う複合的な施設です。この施設は、地域住民と訪れる人々の間で交流を促進し、文化発信の場として役立っています。

概要

「あゆーむ」は、山形県道9号長井大江線に沿って建設されており、主にホール、文化伝承発信ゾーン、ギャラリーの3つのゾーンで成り立っています。その目的は「文化・交流・人づくり」に基づいた町づくりを推進することです。また、地域の文化や芸術と触れ合うことで、町内外の人々の交流を深めることを目指しています。

館内の案内プレートには、白鷹町伝統の深山焼きの陶板が用いられ、施設全体のデザインには白鷹産の木材が使用されています。このように、地域資源を生かしたつくりになっています。

主な施設の特徴

ホール

役割を担うホールは、様々なイベントやパフォーマンスに適した空間です。ステージの間口は14mで、後方幅6m、奥行き5.7m、高さは0.36mと広々とした設計です。客席は木製の置き椅子で構成され、面積は125m2、天井高は13mです。ホールの後方にあるサッシを開放すると、屋外スペースと一体化して利用することができます。また、楽屋は2部屋完備されています。

文化伝承発信ゾーン

このゾーンには、文化伝承室が1から3までの3つの部屋があり、各室は約43m2の広さをもち、天井高が2.7mです。主に展覧会や講演会など、それぞれの文化活動に利用されます。さらに、約236m2の面積を持つ交流回廊もあり、訪れる人々の交流の場として機能しています。

ギャラリー

ギャラリーは、文化や芸術の表現を発信するための重要なスペースです。ギャラリー1は通常展示のためのエリアで、面積は131m2、天井高は4.7mです。一方、ギャラリー2は70m2、天井高3.5mの空間で、特別な展示や企画展などに利用されます。

その他の施設

ミーティング室は約20m2の広さで、小規模な会議や集まりに適しています。ロビーや多目的交流広場も設けられており、芝生の広場は訪れる人々がリラックスできるスペースとなっています。

開館時間とアクセス

開館時間は午前9時から午後10時までで、休館日は毎週月曜日（国民の祝日には翌日）と年末年始（12月29日から翌年1月3日）となっています。

アクセス

車でのアクセスは、山形市から国道348号経由で約40分ほどです。また、バスでの利用も可能で、山形駅から長井市役所行きの山交バスに乗り、荒砥駅で下車、その後、山形鉄道フラワー長井線で四季の郷駅まで行くことができます（荒砥駅から四季の郷駅までは約3分の距離です）。さらに、四季の郷駅からは徒歩で約4分で到着します。

このように、文化交流センター「あゆーむ」は、人々が集まり、交流し、文化を学び楽しむための場として、地域に深く根ざした存在となっています。

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