山本与志恵

山本 与志恵: 日本の女優・声優

山本与志恵（やまもと よしえ）は、1944年9月1日生まれ、山形県出身の実力派女優及び声優です。彼女の身長は153cm、体重は53kgで、そのコンパクトな体格からは想像できないような表現力を保有するアーティストです。山形県立酒田東高等学校を卒業後、舞台芸術学院に進学しましたが、途中で中退し、1967年に劇団青年座へ入団しました。この劇団での活動が彼女の演技キャリアに大きな影響を与えました。

テレビドラマの活躍

山本は、数々のテレビドラマに出演し、その演技力で多くのファンを魅了しています。中でも「火曜サスペンス劇場」や「浅見光彦ミステリー」、「追跡」といった長寿シリーズに名を連ねました。彼女は『地方記者・立花陽介』や『金田一少年の事件簿』でも重要な役柄を演じ、特に『隣の家族は青く見える』では三浦妙子役を務め、近年の作品でも存在感を発揮しました。また、『孤独のグルメ』のシーズン7第5話にも登場し、コロンビアの女将役を演じています。

吹き替えとアニメ

吹き替えとしても、山本は多くの作品に声を提供しています。例えば、『風と共に去りぬ』ではピティパットおばさん役を演じ、映画『ベイブ』や『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、それぞれエズレ・ホゲットとポモーナ・スプラウトを吹き替えました。また、テレビアニメ『親子クラブ』ではお婆ちゃんや花咲ハナ役を演じ、アニメファンにも親しまれています。

劇場や舞台での表現

山本与志恵は舞台にも積極的に出演し、「明日」や「赤い月」、「パパと呼ばないで」などの作品で多くの役柄を演じてきました。特に、京劇的な表現や古典的な演目でもその才能を発揮しており、観客を魅了する演技力があります。2011年には新進演劇人育成公演「父が燃える日」に出演し、印象的なパフォーマンスを見せました。

映画やCMへの出演

映画界でも、彼女の活躍は目覚ましく、「崖の上のポニョ」や「NITABOH 仁太坊」にも出演しています。また、CMではアテントや大東建託、東京海上火災などの広告に顔を出し、幅広いジャンルでの活動が評価されています。

結論

山本与志恵は、その多才さと卓越した演技力で、テレビ、映画、舞台で絶えず支持されている日本の女優・声優です。今後も新たな挑戦を続ける彼女の活躍に期待が寄せられています。彼女の作品を通して、多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

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