山本広行

山本広行について

山本広行氏は、1960年6月22日に北海道で生まれました。日本の外交官として、国内外で多岐にわたる重要な役職を歴任しています。1983年に東京大学教養学部教養学科ロシア分科を卒業後、外務省に入省しました。

初期キャリアと海外経験

1985年にはコロンビア大学国際関係大学院で修士号を取得、さらに同大学のハリマン研究所の修了証も得ています。1986年から1989年までは在ソビエト連邦日本国大使館の二等書記官として勤務し、その後も在ロシア、在オランダの日本国大使館で一等書記官や参事官を務めるなど、ヨーロッパでの経験も豊富です。

国際連合での活動

2000年以降は、国際連合日本政府代表部で参事官を務め、国際連合総会では日本政府代表顧問として、第55回と第56回の総会に参加しました。国際的な舞台での活躍も目覚ましいものがあります。

国内での要職

2002年には外務省大臣官房領事移住部外国人課長に就任し、国内の行政にも携わりました。2004年には宮内庁侍従として天皇皇后両陛下のノルウェー訪問に随行するなど、皇室外交にも貢献しています。その後、外務省大臣官房儀典総括官を経て、中東地域では在クウェート日本国大使館参事官兼在イラク日本国大使館参事官、東南アジア地域では在シンガポール日本国大使館参事官（公使）兼ジャパン・クリエイティブ・センター（JCC）所長を歴任しました。

その後のキャリア

2012年からは軍縮会議日本政府代表部参事官（公使）を務め、国際連合総会では第67回と第68回の総会で日本政府代表顧問を務めました。2015年にはハバロフスク総領事に就任し、ロシアとの関係強化にも尽力しました。2018年には法務省仙台入国管理局長、2019年には出入国在留管理庁仙台出入国在留管理局長に就任し、入国管理行政にも貢献しました。

大使としての活動

2020年には駐トルクメニスタン特命全権大使に任命され、2023年からは駐ベラルーシ特命全権大使として活躍しています。



山本広行氏は、その幅広い経験と国際的な視野を持ち、各国の日本大使館や国際機関で重要な役割を果たしてきた外交官です。多岐にわたる分野での経験を通じて、日本外交に大きく貢献しています。

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