山本芳樹

山本芳樹（やまもと よしき）は、兵庫県尼崎市生まれの日本の俳優です。本名も同じく山本芳樹。血液型はA型。

1996年に劇団Studio Lifeのオーディション（ジュニア１）に合格し、同劇団に入団しました。以来、劇団Studio Lifeの主要メンバーとして精力的に活動しています。

山本氏は、俳優としての活動範囲を舞台のみにとどめず、映画やダンス公演へも出演し、その表現力を多角的に展開しています。特に、バレエで培われた経験が、彼の身体表現に豊かなしなやかさをもたらしています。この身体性と、人物の内面深く分け入るような繊細な感情表現を武器に、硬派な役から個性的なキャラクターまで、幅広い役柄を見事に演じ分けています。劇団公演においては、中心的な役柄や主演を務める機会も多く、その存在感は劇団の舞台に欠かせないものとなっています。

これまでの主な出演作品は以下の通りです。

舞台

劇団Studio Lifeの代表作をはじめ、数多くの作品に出演。特に再演を重ねる作品では、長期にわたり重要な役柄を演じています。

「Daisy Pulls It Off」
「銀のキス」
「訪問者」
「ヴェニスに死す」
「Sons」
「死の泉」
「月の子」
「LILIES」
「DRACULA」
「フルーツバスケット」
「ドリアン・グレイの肖像」
「パサジェルカ」
「11人いる!」
「OZ」
「メッシュ」
「白夜行 第一部 第二部」
「トーマの心臓」（1997年、1999年、2003年、2006年、2010年、2014年、2016年、2022年と複数回にわたり出演）
「ACT泉鏡花」（2010年）
「はみだしっ子」（2017年、2018年、2020年と出演）
「アドルフに告ぐ」（2007年、2015年、2023年と出演）
「写楽は北斎」（2023年、2024年）
音楽劇「中原中也」（2024年）
「初恋 Sada Yacco: Japan's first actress」（2025年）
「更地21」（2025年）

映画

アザーライフ（2006年）

ダンス

ダンスカンパニーカレードスコープの公演などに参加しています。

「闇から闇へ伝えられて行く」（文化庁芸術祭優秀賞受賞作品）
* 「Dream 僕には夢がある。そして、理想と現実も…」（デ・パルク ダンスカンパニー）

このように、舞台を中心にしながらも、映像やダンスといった異なる分野にも積極的に挑戦し、表現者としての探求を続けています。特に劇団Studio Lifeの作品世界においては、その唯一無二の存在感と演技力で、観客を深く魅了しています。今後のさらなる活躍が期待される俳優です。

劇団Studio Lifeの公式ウェブサイトや、X（旧Twitter）アカウントで最新情報を得ることができます。

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