山梨県総合交通センター

山梨県総合交通センター

山梨県総合交通センターは、山梨県警察が運営する唯一の運転免許試験場です。この交通センターは、山梨県南アルプス市に位置しており、2006年3月5日に新たに設立されました。それ以前は旧八田村に運転免許センターが存在していましたが、老朽化が進行し、施設の拡張も難しくなったため、現在の地に移転新設されました。

所在地

山梨県南アルプス市下高砂825番地に位置し、山梨県道118号南アルプス甲斐線沿いにあります。北側には山梨自動車学校が隣接しており、運転免許取得を目指す人々にとって便利な環境が整っています。

アクセス

南アルプス市は鉄道が通っていないため、同センターへのアクセスは主にバスや自家用車を利用します。

バス

山梨交通を利用する場合、甲府駅から42、43、44、46、47、49系統のバスに乗り、上今諏訪バス停で下車後、北へ向かって徒歩約15分です。これらのバスは甲府駅バスターミナルの1番乗り場から発車します。

また、竜王新町バス停（竜王駅から南へ約200m）からは34、35、39系統のバスに乗車し、信玄橋バス停で下車して南へ徒歩15分となります。甲府駅からも乗車可能ですが、本数は少なめです。更に、韮崎駅からは35系統のバスで信玄橋バス停まで行き、そこから徒歩15分の距離です。

過去には、甲府駅から竜王新町経由で交通センターへ向かう31系統のバスもありましたが、南アルプス市のコミュニティバス運行開始とともに廃止されています。南アルプス市のコミュニティバスは2013年に一度運行を無くしましたが、2015年に交通センター前に停車する循環バスが再開されました。ただし、この路線の接続状況はあまり良くない情報があります。

JR中央本線の竜王駅からは、5号車八田・若草線に乗り、「免許センター」バス停で下車すれば、すぐ近くに到着します。身延線の東花輪駅からも同じ路線を利用可能ですが、所要時間は約50分と長めです。

自家用車

自家用車を利用する際は、国道52号（旧道）を利用し、在家塚交差点を東に曲がってアルプス通りをしばらく進み、開国橋西交差点で左折します（開国橋は渡りません）。1kmほど直進すると右手にセンターが見えてきます。甲府市街地からはアルプス通りを南アルプス市方面へ進み、同じく開国橋西交差点で右折し、1km進んだ先に到達します。

タクシー

タクシー利用の場合は、竜王駅から約10分で料金は1500円程度です。免許の失効に関連する手続きは、月曜日から金曜日の13時から13時30分に受け付けられていますので、その時間に間に合うように出発することが重要です。この際、写真は600円で撮影できます。必要な書類として旧免許証、本籍地が記載された住民票、印鑑が求められます。13時の受付に間に合う為には、12時40分から50分にタクシーに乗ることをお勧めします。

周辺施設

周辺にはセブンイレブンやファミリーマートなど、いくつかのコンビニエンスストアもありますので、少しの買い物や休憩も可能です。

主な業務内容

交通センターでは、運転免許証の更新や再発行、各種学科試験の実施、初心者や停止・取消処分者向けの講習などが行われています。正面玄関を入ってすぐ右側には、交通安全に関する勉強や運転シミュレータを体験できる場も設けられています。

山梨県総合交通センターは、運転免許に関するさまざまな手続きができる重要な施設であるため、利用する際は事前にアクセス方法や必要書類を確認しておくことをお勧めします。

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