2015年5月には、バンドyahyelにVJとして加入。yahyelとしてFUJI ROCK FESTIVALに2度出場しました。また、同年6月には、親交のあったロックバンドSuchmosの1stアルバム「THE BAY」のリード曲「YMM」のミュージックビデオを監督し、実写映像の監督としてのキャリアを本格的にスタートさせました。
山田氏自身が2010年代の代表作として挙げているのは、Suchmosの「In The Zoo」、宇多田ヒカルの「忘却 feat.KOHH」、yahyelの「TAO」の3作品です。これらの作品は、彼の映像美学とアーティストの音楽性を融合させたものとして、高く評価されています。また、2010年代のベストミュージックビデオとしてBonoboの「No Reason (feat. Nick Murphy)」を挙げています。
2020年5月には、J-WAVEの特別番組「J-WAVE SELECTION IN FOCUS」でナビゲーターを初担当し、ゲストに川谷絵音が出演しました。同年7月には、お笑いコンビ天竺鼠の川原克己とクリエイタータッグ「の監督×せ監督」を結成。9月には、クリープハイプの配信曲「幽霊失格」のミュージックビデオを初監督しました。
2022年には、BiSH初のオムニバス映画「BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK'N'ROLL」で、メンバーのリンリンが主演の「VOMiT」を監督。映画主題歌に起用された同グループの「I have no idea.」のミュージック・ビデオも手掛けました。