山田弘喜

山田弘喜（やまだ ひろき）

1989年3月23日生まれ、大阪府東大阪市出身の元プロ野球選手。
右投右打の投手として、東京ヤクルトスワローズに所属していた。

アマチュア時代

小学校4年生から、ジュニアコンドルズで外野手として野球を始める。
中学校に進学後は軟式野球部で投手に転向。

大阪府立城東工業高等学校に進学。
野球部に入部したのは、たまたま進学先にあったからという。
1年生の秋から背番号18でベンチ入りを果たす。

2006年夏の地区予選では、対福泉高校戦で準完全試合（8回コールドの参考記録）を達成。
この試合では、自らのバットでコールドゲームを決める打点を挙げた。

4回戦の池島高校戦では17奪三振を記録するなど、高い実力を見せた。
しかし、5回戦で金光大阪に敗れ、甲子園出場は果たせなかった。

2006年のドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズから4巡目で指名を受け入団。
平成生まれの選手として、初めて東京ヤクルトスワローズに入団した選手となった。

プロ入り後

2007年の自主トレーニング中に故障が発生。
本人は強がったものの、キャンプでは体力の無さから伊藤智仁コーチより無期限の投球禁止令が出された。
その後練習に復帰したが、1年目は二軍公式戦での登板はなかった。

2009年の秋季キャンプで初めて一軍メンバー入りを果たすも、2010年10月3日に球団から戦力外通告を受けた。
現役4年間で一軍登板は一度もなかった。

現役引退後

現在は大阪府で勤務。
2020年のインタビューでは、「ヤクルト時代よりも給料が良い」と語っており、仕事を楽しんでいる様子が伺える。

プレースタイル

高校時代には最速145km/hの速球と、しなやかな腕の振りが持ち味であった。

また、漫画からヒントを得て考案した魔球「ダイナマイトスライダー」が最大の武器。
投球時に人差し指をナックルボールのように立てることで、縦横どちらにも変化するとされ、本人も変化の予測が困難であるという。

プロからの指名がなければ野球を辞めるつもりだったと語る。

入団時には、誰も希望しないという理由で背番号42を希望。

入寮時には、紫のジャージを着て行こうとしたが母親に止められ、黒のスウェットに極太の金ネックレス、カチューシャというスタイルで入寮し、注目を集めた。

ZETTにオーダーして作った練習用グローブには、「夜魔陀火露鬼」という当て字が刺繍されていた。

詳細情報

年度別投手成績

一軍公式戦出場なし

背番号

66（2007年 - 2010年）

脚注

※　一軍公式戦での登板はなし。

関連項目

大阪府出身の人物一覧
東京ヤクルトスワローズの選手一覧
ハンカチ世代

外部リンク

選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
* 山田弘喜 (@hiroki.dynamite) - Instagram

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