山野海

山野 海（やまの うみ）

山野海（やまの うみ）は、1965年9月16日生まれの日本の女優、劇作家、脚本家であり、東京都の出身です。彼女はホリプロに所属し、劇団ふくふくやを主宰しています。また、劇団では竹田 新という名前で脚本も手がけています。たくさんの舞台やテレビドラマでの出演を通じて、日本の演劇界において欠かせない存在となりました。特に、彼女の祖母は同じく女優として活躍していた高尾光子であり、演劇の世界に身を置くきっかけとなった要因の一つでもあります。

来歴・人物

山野は東京・新橋で育ちました。幼少期から演劇に親しむ環境にあったため、4歳の頃に劇団若草に入団し、子役としてのキャリアをスタートさせました。その後、1985年から1998年の間、激弾B級（現・激弾BKYU）に属しており、この時期に多くの舞台作品や映画に出演しました。

1999年には自らの劇団、ふくふくやを設立し、以後同劇団の看板女優として活躍し続けています。また、劇団の全作品において脚本を竹田 新名義で執筆しています。2009年に出演したドラマ『救命病棟24時』で、一躍多くの人々に知られるようになりました。2013年にはNHKの大河ドラマ『八重の桜』でレギュラー出演を果たし、さらなる知名度を獲得しました。

2013年には所属事務所をJFCTから退社し、翌年にはホリプロに移籍。その後も多くの舞台作品の脚本や演出を担いながら活躍しています。2016年1月には、ゴツプロ!の第1回公演『最高のおもてなし!』で演出家としてもデビューしました。

私生活では身長163cm、血液型はO型であり、日本舞踊（藤間流）や三味線（千本流）を特技とするなど、アーティストとしての幅広い才能を発揮しています。

主な出演作品

舞台

山野は多くの舞台で活躍しており、特に劇団ふくふくやの作品が数多くあります。以下に代表的な作品を挙げます。

• - 「国定忠治」（新国劇） - おくみ役
• - 「一本刀土俵入り」（新国劇） - おつたの娘役
• - 「ゴースト（和風）」（1999年、劇団ふくふくや） - 脚本・出演
• - 「おろろん。」（2009年、劇団ふくふくや） - 脚本・出演
• - 「高田の棺」（2024年、劇団ふくふくや） - 脚本・出演

テレビドラマ

山野はまたテレビドラマにも多く出演しており、その中には以下のような作品が含まれます。

• - 『江〜姫たちの戦国〜』 - 阿茶局役（2011年）
• - 『八重の桜』 - お吉役（2013年）
• - 『救命病棟24時』（2009年） - 堀田明子役
• - 『聖☆おにいさん』（2019年） - 松田さん役
• - 『忍者に結婚は難しい』（2023年） - 宮川智代役

まとめ

山野海は、演劇、テレビ、映画と多岐にわたる分野で活動している実力派アーティストです。彼女の豊かな表現力と幅広いジャンルでの才能は、今後も日本のエンターテインメント界に大きな影響を与え続けることでしょう。

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