岐阜県看護協会

公益社団法人岐阜県看護協会

公益社団法人岐阜県看護協会（GIFU NURSING ASSOCIATION、略称：GNA）は、岐阜県の保健師、助産師、看護師、准看護師を会員とする団体で、岐阜県知事の管轄下にあります。この協会は、地域社会と医療環境の発展を目指し、看護や助産の専門職のスキル向上や相互の支援を行っています。設立は1948年にさかのぼり、その後の歴史の中でさまざまな組織改編や制度変更を経ています。

沿革

岐阜県看護協会の起源は1948年に設立された「日本助産婦看護婦保健婦協会岐阜県支部」にあります。その後、1967年には看護婦部会と保健婦部会が統合して「岐阜県看護協議会」が発足しました。5年後の1972年には助産婦部会が独立した岐阜県支部を設立しました。これらの組織は時代のニーズに応じて進化を遂げ、1980年には社団法人岐阜県看護協会への改組が行われました。

1982年には、保健、看護、助産の3つの職域が統合されて「社団法人日本看護協会岐阜県支部」として新たなスタートを切りました。また、1990年には国際助産師連盟が「国際助産師の日」を5月5日と制定し、翌年には看護の日も5月12日と定められ、その翌年以降は国際看護師の日としての啓発活動が行われています。

2012年には公益社団法人岐阜県看護協会への移行を果たし、より地域に密着した活動を行うことが可能になりました。2018年には法人化70周年を迎え、これを機にさらなる地域貢献を目指しています。

役割と活動

岐阜県看護協会は、看護・助産・保健に関わる専門職に対して教育や研修の提供を行っています。会員同士の情報交換やスキル向上のためのイベントを定期的に開催し、また地域住民への健康教育活動も行っています。これにより、地域の健康に寄与することを目的としています。

本部所在地

岐阜県看護協会の本部は、岐阜市薮田南5丁目14番53号に位置します。こちらには協会の事務所があり、日々の運営が行われています。

関連機関

岐阜県看護協会は、他の専門職団体や公的機関とも連携して活動しています。具体的には、日本看護協会や厚生労働省、国際看護師協会、国際助産師連盟等とのつながりを持ちながら、地域医療の向上に努めています。また、岐阜県医師会や薬剤師会、理学療法士会とも協力し、総合的な医療環境の整備に貢献しています。

まとめ

岐阜県看護協会は、地域に根ざした医療と看護の発展を目指し、看護師や助産師、保健師としての専門性を共有し、向上させることに情熱を注いでいます。その活動は、地域住民の健康維持や病気予防に寄与し、さらに医療現場における質の高い看護を実現するために欠かせないものとなっています。

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