岐阜県道・長野県道7号中津川南木曽線

岐阜県道・長野県道7号中津川南木曽線について

岐阜県道・長野県道7号中津川南木曽線は、岐阜県中津川市を起点とし、長野県木曽郡南木曽町に至る主要地方道です。この道路は、両県を結ぶ重要な役割を担っており、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても魅力的なルートとなっています。

概要

岐阜県内では全区間が片側1車線以上で整備されており、比較的走りやすい道となっています。平日には交通量が少ないものの、近隣には温泉地や馬籠宿・妻籠宿といった有名な観光地が点在するため、休日には渋滞が発生することもあります。特に、馬籠地区と妻籠地区の間は峠道となっており、急カーブが連続しますが、近年では道路改良が進められ、徐々に走行しやすい道へと変化しています。また、木曽川沿いを走る国道19号の迂回路としても機能しています。

路線データ

路線認定
起点：岐阜県中津川市
終点：長野県木曽郡南木曽町
重要な経過地：なし（路線の変更前は長野県木曽郡山口村、岐阜県恵那郡坂下町（現中津川市））
道路の区域
起点：岐阜県中津川市落合（国道19号交点）
終点：長野県木曽郡南木曽町橋場729番の1地先（国道256号交点）
実延長距離：16.039 km
岐阜県：11.247 km
長野県：4.7923 km
道路法第7条第1号該当号：1号

歴史

この道路は、複数の変遷を経て現在の形に至っています。

1959年（昭和34年）8月1日：長野県道橋場中津川線として認定。
1960年（昭和35年）3月5日：岐阜県が一般県道93号橋場中津川線を路線認定。
1973年（昭和48年）7月23日：長野県道番号改正に伴い一般県道103号となる。
1977年（昭和52年）2月27日：岐阜県道番号改正に伴い一般県道103号となる。
1982年（昭和57年）4月1日：建設省（現・国土交通省）が一般県道橋場中津川線を主要地方道中津川南木曽線に指定。
1983年（昭和58年）
1月17日：長野県道103号橋場中津川線を長野県道61号中津川南木曽線へ変更。
1月28日：岐阜県が一般県道103号橋場中津川線を主要県道41号中津川南木曽線へ改称。
1993年（平成5年）5月11日：建設省から、主要県道中津川南木曽線が中津川南木曽線として主要地方道に再指定される。
1994年（平成6年）4月1日：岐阜県が整理番号を41番から7番へ変更、長野県が路線番号を61番から7番へ変更。
2005年（平成17年）2月13日：経路上の長野県木曽郡山口村が岐阜県中津川市に編入合併され、本路線の県境が変更。

路線状況

この道路は、地域住民の生活道路としての役割とともに、観光ルートとしても重要な役割を果たしています。

別名：旧中山道（中津川市、南木曽町）

地理

通過する自治体

岐阜県：中津川市
長野県：木曽郡南木曽町

交差する道路

国道19号（岐阜県中津川市落合、起点）
国道256号（木曽郡南木曽町橋場、終点）

沿線にある施設

馬籠宿
* 妻籠宿

まとめ

岐阜県道・長野県道7号中津川南木曽線は、歴史的な旧中山道の一部をなぞり、美しい自然と歴史的な街並みを結ぶ魅力的な道路です。地域住民の生活を支えるだけでなく、多くの観光客を魅了するこの道路は、今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。

もう一度検索