岐阜県道33号瑞浪上矢作線

岐阜県道33号瑞浪上矢作線について

岐阜県道33号瑞浪上矢作線は、岐阜県瑞浪市から恵那市上矢作町に至る、全長約26kmの主要地方道です。この道路は、地域の生活を支えるとともに、美しい自然景観や歴史的なスポットを結ぶ観光ルートとしても重要な役割を果たしています。

概要

この県道は、瑞浪市稲津町小里の岐阜県道20号瑞浪大野瀬線との交差点（下川折交差点）を起点とし、小里川の右岸に沿って山間部を登り始めます。小里城大橋で県道20号を越えた後、東へ進路を変え、恵那市山岡町に入ります。その後、小里川ダムやおりがわ湖の美しい景観を横目に、小里川に沿って進みます。山岡駅前交差点で国道363号と合流し、重複区間を南下。恵那市明智町に入ると、市場町交差点で国道363号と分かれ、東南方向へと進みます。恵那市串原を経て、上矢作町に入り、上村川の谷に至った地点にある国道257号との交差点が終点となります。

起点から山岡町田代までの区間は、小里川ダムの建設に伴い付け替えられたもので、市場町交差点から明智町東山町までの区間は、交通の円滑化と歩行者の安全を目的としたバイパス新設によりルートが変更されています。また、恵那市串原の中沢付近から終点までは、道幅が狭い区間が続きます。

路線データ

起点: 岐阜県瑞浪市稲津町小里（岐阜県道20号瑞浪大野瀬線交点 下川折交差点）
終点: 岐阜県恵那市上矢作町漆原（国道257号交点）
実延長: 26.070km

歴史

1993年（平成5年）5月11日、建設省により県道上手向稲津線と県道本郷明智停車場線が統合され、主要地方道「瑞浪上矢作線」として指定されました。

路線状況

この県道は、以下の別名でも呼ばれています。

東濃なんじゃもんじゃ街道: 多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市にまたがる区間
南北街道: 瑞浪市内の区間

また、以下の区間で国道と重複しています。

国道363号: 恵那市山岡町 山岡駅前交差点 - 恵那市明智町 市場町交差点

沿線の道の駅

道の駅おばあちゃん市・山岡

通過する自治体

岐阜県
瑞浪市
恵那市

交差する道路

岐阜県道20号瑞浪大野瀬線（瑞浪市稲津町小里 下川折交差点）
岐阜県道405号下手向陶線（恵那市山岡町 下手向交差点）
国道363号（恵那市山岡町 山岡駅前交差点、恵那市明智町 市場町交差点）
国道257号（恵那市上矢作町漆原）

周辺施設

県道沿いには、以下の観光スポットや施設があります。

小里城大橋
小里川ダム
おりがわ湖
恵那市立山岡中学校
恵那市立山岡小学校
山岡駅（明知鉄道明知線）
野志駅（明知鉄道明知線）
恵那市立明智小学校
恵那市立明智中学校
岐阜県立恵那南高等学校
明智駅（明知鉄道明知線）
日本大正村
* 恵那市立上矢作中学校

この県道は、地域の生活と観光を支える重要な道路であり、沿線には豊かな自然と歴史的な名所が点在しています。ドライブやツーリングの際には、これらのスポットを訪れてみてはいかがでしょうか。

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