岡山県道34号笠岡井原線

岡山県道34号笠岡井原線は、岡山県笠岡市から井原[[市]]へと至る主要地方道であり、両市の中心市街地を最短距離で結ぶ幹線道路として機能しています。また、山陽自動車道へのアクセス道路としての役割も担い、一定の交通量があります。

路線の特徴

この県道は、丘陵地帯を通過するため、緩やかなカーブとアップダウンが連続する峠越えの道となっています。冬季には路面凍結の可能性があるため、注意が必要です。

起点：岡山県笠岡市笠岡（西の浜交差点、国道2号交点）
終点：岡山県井原[[市]]井原町（薬師交差点、国道313号・国道486号交点）

歴史

1954年（昭和29年）1月29日：主要地方道笠岡井原線として指定（建設省告示第16号）
1993年（平成5年）5月11日：主要地方道笠岡井原線として再指定

路線状況

全線にわたり2車線以上が確保されています。笠岡市内の一部区間（下追分交差点から笠岡I.C交差点）は4車線となっています。

しかし、笠岡市笠岡の大仙院前付近から田頭地区の一部、および笠岡市東大戸から井原[[市]]上出部町にかけての区間では歩道が整備されていません。また、笠岡市東大戸から井原[[市]]岩倉町にかけては道路規格が古く、車線幅員や路側帯が狭くなっています。この区間は、両市内の高校へ通学する生徒の自転車や原付の通行も多いため、走行には注意が必要です。

路線の重要性

笠岡・井原両市を結ぶ重要な路線であり、沿線住民からは国道への昇格を望む声が上がっています。具体的には、国道314号の起点を福山市から笠岡市に変更し、本路線と岡山県道・広島県道9号芳井油木線、広島県道・岡山県道105号前原谷仙養線を国道に編入することが提案されていますが、現在まで実現には至っていません。

通称

山王バイパス：井原[[市]]岩倉町 - 井原[[市]]上出部町
花野旧道：井原[[市]]道日芳橋塚原線との分岐 - 運動公園口交差点
昭和通り：井原[[市]]上出部町 - 井原[[市]]井原町（国道313号の一部を含む）

重複区間

岡山県道377号山口押撫線（笠岡市東大戸）

並行する旧街道

東城往来 雲州街道：別名 井原道、笠岡道。笠岡と出雲を結ぶ道。
井笠鉄道本線跡：笠岡市内の線路跡は自転車歩行者専用道路として整備。

地理

終点付近の「山王坂」は急坂であり、井原[[市]]街を一望できます。また、井原ぶどうの産地である青野地区のぶどう畑も望めます。

通過する自治体

笠岡市
井原[[市]]

交差する鉄道

山陽本線
山陽新幹線
井原鉄道井原線

沿線施設

JR西日本山陽本線 笠岡駅
笠岡港（住吉港）
川辺屋簡易郵便局
岡山県立笠岡高等学校
笠岡ゆめ☆ネット
岡山県立西備特別支援学校
井原消防署（井原地区消防本部）

名所

大仙院（笠岡市笠岡）
山王坂（井原[[市]]七日市町・上出部町）

名物・名産品

笠岡ラーメン

自然・地形

山王台地（井原[[市]]七日市町・上出部町・大江町）

峠

追分（笠岡市笠岡・小平井）
蛸村峠（井原[[市]]岩倉町、笠岡・井原[[市]]境）
* 山王坂（井原[[市]]七日市町・上出部町）

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