岡山県道393号鷲羽山公園線

岡山県道393号鷲羽山公園線：鷲羽山スカイライン

岡山県道393号鷲羽山公園線は、倉敷市内を走る一般県道です。かつては「鷲羽山スカイライン」という名で親しまれた有料道路でしたが、1995年に無料開放されました。現在もその愛称は広く使われています。

概要

鷲羽山スカイラインは、瀬戸内海の美しい自然と、水島臨海工業地帯の独特な景観を同時に楽しめる観光道路として、1970年に開通しました。開通当初は年間50万台近い通行量がありましたが、その後は通行量が減少し、無料開放に至りました。

路線データ

起点：倉敷市下津井田之浦1丁目（岡山県道21号岡山児島線交点）
終点：倉敷市広江6丁目（広江六丁目交差点、岡山県道62号玉野福田線交点）
総延長：約18.5km

歴史

1970年（昭和45年）4月1日：鷲羽山スカイライン開通
1971年（昭和46年）：岡山県道路公社が発足
1995年（平成7年）4月1日：無料開放

路線状況

道路沿いにはいくつかの展望台があり、特に水島展望台は夕日の名所として知られています。かつては国道430号のバイパス的な役割も担っていましたが、無料化後は観光道路としての側面は薄れつつあります。しかし、水島臨海工業地帯や児島市街を一望できる駐車場は残っており、美しい夜景を楽しむことができます。

岡山県道268号白尾塩生線は、この路線の前後で道が途絶えており、通り抜けはできません。

別名

鷲羽山スカイライン（倉敷市）

地理

瀬戸中央自動車道の水島ICから岡山県道62号玉野福田線を経由して約2kmの場所に位置します。児島半島の尾根沿いを走り、眼下には水島コンビナートや児島市街の景色が広がります。特にコンビナートの夜景は美しく、穴場的なスポットとして人気があります。鷲羽山ハイランド付近からは、瀬戸大橋の雄大な姿を望むことができます。

通過する自治体

倉敷市

周辺施設

鷲羽山
鷲羽山ハイランド
瀬戸中央自動車道
児島IC
鴻ノ池SA
瀬戸大橋

鷲羽山スカイラインの魅力

鷲羽山スカイラインは、瀬戸内海の自然、工業地帯の景観、そして美しい夜景を楽しめる、変化に富んだ魅力的な道路です。ドライブやツーリングはもちろん、展望台からの景色を眺めるだけでも十分に楽しめます。かつての賑わいは失われつつありますが、今もなお多くの人々を魅了し続けています。

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