岡田愛マリー

岡田愛マリー氏（おかだ めぐみ マリー、1990年7月4日生まれ）は、テレビ愛知に所属するアナウンサーです。

フィリピンの首都マニラで生を受け、幼少期を和歌山県で過ごしました。日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれています。学生時代には宝塚歌劇団への憧れから、専門教育機関である宝塚コドモアテネに通った経験を持っています。学業は、和歌山信愛女子短期大学付属高校（現在の和歌山信愛高等学校）を卒業後、和歌山大学観光学部地域再生学科で学びました。

大学卒業後の2013年4月、岡山放送（OHK）に入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせます。OHKでは、情報番組『エブリのまち』で月曜日から木曜日までのMCを担当したほか、『ミルンへカモン! なんしょん?』ではリポーターとして出演しました。また、ローカルニュース番組『OHKフラッシュニュース』でキャスターを務めたり、『OHKスーパーニュース』でリポーターを担当したりと、多岐にわたる活躍を見せました。特に、医療ネットワーク岡山「晴れやかネット」の広報番組である『晴れやかサン』でもリポーターを務めています。2017年3月29日放送の『なんしょん?』への出演を最後にOHKを退社しました。

同年4月には、活動の場をテレビ愛知に移します。テレビ愛知では、全国ネット番組であるテレビ東京系の『ニュースモーニングサテライト』内「朝ライブ 世界に誇るものづくり」コーナーで中継リポーターを担当したことがあります。また、2018年にはプロ野球中継『テレビ愛知 10チャンベースボール』で進行役を務めました。これは、前年にスポーツアナウンサーが不在となった状況を受け、実況やベンチリポートではなく、視聴者からの質問紹介や中継関連情報の伝達といった役割を担うための措置でした。この他、『ゆうがたサテライト』のローカル枠にも出演しています。2020年5月からは、名古屋地区の民放5社が共同で展開した「こころをひとつに」プロジェクトの共同CMに、テレビ愛知の代表として登場し、同年9月まで放送されました。

現在の主な担当番組は、情報番組『5時スタ』で、2020年4月6日からメインキャスターを務めています。地上波放送以外にも、配信プラットフォームLocipoにて、宝塚歌劇関連の番組『岡田愛マリーの待てば歌劇のヅカ日和』を担当しています。また、SKE48が出演する企画番組や、局制作のドラマ『10チャンミステリー テレビ愛知社長殺人事件』にも出演するなど、様々なメディアミックス企画にも関わっています。

人物像としては、クラシックバレエやミュージカル鑑賞を趣味としており、特にバレエは高校時代まで習っていたという経歴も持っています。私生活では、2018年9月に当時CBCテレビのアナウンサーだった江田亮氏との同年11月の結婚が報じられました。しかし、2023年5月には自身のSNS上で、現在は独身であることを公表しています。

交友関係では、岡山放送時代から異なる局に所属しながらも親交が続いているフリーアナウンサーの早川茉希氏がいます。また、山梨放送のアナウンサーである小松千絵氏とは、岡田氏と同じく宝塚音楽学校の元受験生という共通点を通じて親交を深めています。多様な経験と人脈を持ち、現在はテレビ愛知の夕方の顔として活躍を続けています。

もう一度検索