岡野絵里

岡野絵里：お笑いとイラストで人々を魅了する才能

岡野絵里（おかの えり）は、1985年3月19日生まれ、群馬県高崎市出身のお笑い芸人であり、その才能を活かしたイラストレーターとしても活躍しています。お笑いコンビ「パシンペロン」のメンバーとして、相方であるはやぶさゆかと共に舞台やテレビで人々を笑顔にしています。ホリプロに所属し、身長153cmと小柄ながらも、その存在感は抜群です。

略歴と人物

最終学歴は高崎市立並榎中学校。中学生時代には、ノストラダムスの大予言を信じ、高校受験をしないという大胆な決断をしました。しかし、予言が外れ、中卒という学歴になったことをきっかけに、「勉強嫌いだし、人を楽しませることをしたい」と芸人の道を志すようになったそうです。

天然パーマが特徴で、出演時には眼鏡をかけていることが多いです。天然パーマについては、「髪がまとまらないので辛いし、梅雨の季節は暑いし蒸すから、すぐ髪が元に戻る」と悩みを語っています。芸人になる前は役者として活動しており、宝映テレビプロダクションの舞台にも出演していました。WAHAHA本舗の舞台で裏方の手伝いをしていた時期もありましたが、「WAHAHAに所属しているのではテレビに出られないから、もっときれいな事務所に行きなさい」と言われ、ホリプロを目指したというエピソードも。

2006年には、田中沙綾香、くりことお笑いトリオ『ほくろ48個』を結成し、M-1グランプリにも出場しました。その後、メンバーの脱退を経てコンビとなり、『ほくろ38コ』に改名。2008年3月に解散後、はやぶさと「パシンペロン」を結成しました。

ディズニーキャラクターの熱狂的なファンであり、「ディズニーの番組を乗っ取るのが目標」と語るほど。特技は上毛かるた。子供の頃には、プロゴルファーの中嶋常幸と文通をしていたという意外な一面も持っています。

イラストレーターとしての才能

岡野絵里は、イラストレーターとしてもその才能を発揮しています。パシンペロンのお絵描きコントで使用するイラストや、テレビ番組で披露する紙芝居の絵を手掛けています。相方・はやぶさが霊視して得た“ラッキーアイテム”を「開運の絵」として描いたり、はやぶさの著書のイラストを担当するなど、その活動は多岐にわたります。2013年には、芸人仲間との合同展覧会にも作品を出展しました。

パシンペロンとしての活動

R-1ぐらんぷり2010では、コンビ名である「パシンペロン」を芸名として出場しました。好きな芸人は関根勤、尊敬する芸人は島田秀平と公言しています。また、よゐこの濱口優をライバル視しており、これはある仕事で「俺よりお前の方が馬鹿」と言われたことがきっかけだそうです。

2014年3月には、コンビでの芸人活動を一旦休止し、イラストレーターとしての活動に専念することを発表しました。しかし、はやぶさとのコラボは今後も継続していく予定とのことです。

ほくろ38コ時代

ホリプロ所属後は、『ホリプロお笑いジェンヌライブ』などに出演し、ライブを中心に活動していました。中野・Studio twlのライブ『ピラミッダー』で、現在の相方である早房（はやぶさ）と初めて出会っています。

当時のステージ衣装は和服が中心で、コントや漫才では連続ボケやモノボケを披露していました。ネタの終わりに、相方が岡野絵里の足を引っ張って前に倒すというお決まりのパターンもありました。『内村さまぁ〜ず』に出演した際には、内村光良に『パシンッ!ペロッ!』というコンビ名を命名され、これが現在の「パシンペロン」というコンビ名の由来となっています。

岡野絵里は、お笑い芸人として、イラストレーターとして、多彩な才能を発揮し、多くの人々を魅了し続けています。今後の活躍にも目が離せません。

もう一度検索