岩井通

岩井通（いわいどおり）

岩井通は、かつて愛知県名古屋[[市]]中区に存在した地名です。

歴史

沿革

1936年（昭和11年）1月1日、中区内の以下の各町の一部を統合して、岩井通が誕生しました。

岩井町
鶯谷町
裏門前町
春日町
金沢町
上日置町
上堀川町
上前津町
下堀川町
常盤町
西角町
西脇町
門前町

その後、岩井通は以下の変遷をたどりました。

1944年（昭和19年）5月15日：裏門前町と門前町のそれぞれ一部を編入。同時に、一部が上前津町に編入されました。
1969年（昭和44年）10月21日：住居表示の実施に伴い、1丁目と2丁目の一部が大須一丁目へ、2丁目と3丁目の一部が大須二丁目へ、3丁目から5丁目の一部が大須三丁目へ、そして5丁目の一部が大須四丁目へとそれぞれ編入されました。
1974年（昭和49年）5月11日：住居表示の実施により、1丁目から3丁目の一部が松原一丁目へ、3丁目と4丁目の一部が門前町へ、4丁目と5丁目の一部が上前津一丁目へ、そして5丁目の一部が上前津二丁目へとそれぞれ編入されました。この結果、岩井通として残ったのは堀川の一部のみとなりました。

現在

現在の地図上には岩井通という地名は存在せず、その名残は堀川の一部としてのみ見ることができます。岩井通は、名古屋[[市]]における区画整理や住居表示の変遷を物語る、歴史的な地名の一つと言えるでしょう。

参考文献

福岡清彦『中区の町名』名古屋[[市]]中区役所、1976年。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
名古屋[[市]]計画局『なごやの町名』名古屋[[市]]計画局、1992年3月31日。

関連項目

名古屋[[市]]の地名

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