岩崎隆 (大蔵官僚)

岩崎隆



岩崎隆(いわさき たかし、1931年9月10日 - )は、日本の大蔵官僚です。長崎県出身で、東京大学法学部を卒業後、1956年大蔵省に入省しました。

大蔵省でのキャリア



入省後、為替局資金課に配属されたのを皮切りに、主計局を中心に様々な要職を歴任しました。主計局では、総務課長補佐、主計官補佐(文部係主査)などを務め、予算編成に携わりました。また、税務署長や防衛庁経理局にも一時在籍し、幅広い分野で経験を積んでいます。

1971年7月には熊本県企画開発部長に就任し、地方行政にも携わりました。その後、主計局に戻り、主計企画官(調整担当)、調査課長、主計官(防衛担当)を歴任し、主計局の中核を担いました。

1977年6月には経済企画庁総合計画局計画課長に転じ、経済政策にも関与しました。1979年8月には関税局に移り、企画課長、総務課長、国際第一課長を歴任。関税行政の運営にも携わりました。1981年6月には九州国税局長に就任し、国税行政の長として活躍しました。

1982年6月には大臣官房審議官(大臣官房担当)兼財務研修所長に就任し、人材育成にも貢献しました。そして、1983年6月には関東財務局長に就任し、関東地方の財政を統括しました。

退官後のキャリア



1984年6月18日大蔵省を退官後は、宇宙開発事業団理事、社団法人全国相互銀行協会専務理事、第二地方銀行協会副会長兼専務理事など、様々な団体の要職を歴任しました。大蔵官僚としての経験を活かし、各分野で活躍しました。

略歴



1956年4月:大蔵省入省(為替局資金課)
1961年7月:主計局総務課資料係長
1962年7月:主計局調査課調査係長
1963年7月:富田林税務署
1964年7月:防衛庁経理局会計課
1966年8月:主計局総務課長補佐
1967年主計局法規課長補佐
1969年8月:主計局主計官補佐(文部係主査
1971年7月:熊本県企画開発部長
1973年7月9日:大臣官房文書課能率専門官
1973年11月26日主計局主計企画官(調整担当)
1975年7月17日主計局調査課長
1976年7月22日主計局主計官(防衛担当)
1977年6月27日経済企画庁総合計画局計画課長
1979年8月7日関税局企画課長
1980年6月17日関税局総務課長 兼 関税局企画課長 兼 関税局国際第一課長
1980年6月25日関税局総務課長
1981年5月20日関税局総務課長 兼 関税局国際第一課長
1981年6月26日:九州国税局長
1982年6月1日:大臣官房審議官(大臣官房担当) 兼 財務研修所長
1983年6月7日関東財務局
1984年6月18日:退官

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