岩手県道41号重茂半島線

岩手県道41号重茂半島線

岩手県道41号重茂半島線は、岩手県下閉伊郡山田町大沢を起点とし、宮古市津軽石に至る主要地方道です。この道路は、風光明媚な重茂半島を縦断するルートとなっており、変化に富んだ海岸線の景色を楽しむことができます。

概要

重茂半島線は、その名の通り重茂半島を縦走する道路です。沿道には本州最東端に位置する魹ヶ崎があり、観光ルートとしても重要な役割を担っています。しかし、その一方で、道幅が狭く、急な坂道やカーブが連続する区間も多く存在します。そのため、通行の際には十分な注意が必要です。

近年、道路改良工事が進められており、一部区間では新しいトンネルや橋梁が開通し、以前よりも安全で快適な通行が可能となっています。

路線データ

• - 実延長: 35,858.2m
• - 起点: 下閉伊郡山田町大沢第1地割（国道45号交点）
• - 終点: 宮古市津軽石第1地割（国道45号・県道163号交点）

歴史

• - 1976年（昭和51年）10月1日：県道として認定
• - 1993年（平成5年）5月11日：主要地方道重茂半島線に指定
• - 2018年（平成30年）7月10日：大沢～浜川目工区の一部（浜川目地区0.9km）が部分開通
• - 2019年（平成31年）

- 3月16日：熊の平～津軽石工区7.4kmが開通
- 3月29日：大沢～浜川目工区の一部（1.4km）が部分開通

• - 2020年（令和2年）

- 3月26日：大沢～浜川目工区の残りの区間（0.5km）と里工区の一部（1.0km）が部分開通
- 11月6日：石浜工区0.75kmが供用開始
- 12月28日：里工区の残りの区間1.0kmが供用開始

道路施設

トンネル

• - 海よ光れ大沢トンネル：全長265m

- このトンネル名は、地元山田町立大沢小学校（現山田町立山田小学校）で伝統的に行われていた劇「海よ光れ」に由来します。

• - 重茂トンネル：全長771.0m

橋梁

• - 新石浜橋：全長22m
• - 里大橋：全長139.0m
• - 熊の平大橋：全長154.0m
• - 清水橋：全長66.0m
• - 堀内大橋：全長74.0m
• - 津軽石橋：全長169.7m

地理

通過する自治体

• - 下閉伊郡山田町
• - 宮古市

交差する道路

• - 国道45号（山田町大沢第1地割）
• - 国道45号、岩手県道163号津軽石停車場線（宮古市津軽石第1地割）

脚注

関連項目

• - 岩手県の県道一覧

外部リンク

• - 岩手県 県土整備部 道路建設課

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