岩本剛人

岩本剛人（いわもと つよひと）

岩本剛人氏は、1964年10月19日生まれの日本の政治家であり、自由民主党に所属する参議院議員です。これまでに防衛大臣政務官（第1次・第2次岸田内閣）、参議院環境委員長、そして北海道議会議員（5期）を歴任し、国政と地方政治の両方で重要な役割を果たしてきました。

経歴

北海道札幌市豊平区出身の岩本氏は、北海道札幌清田高等学校を経て淑徳大学社会福祉学部社会福祉学科を卒業しました。石狩開発での勤務後、1999年の第14回統一地方選挙で北海道議会議員（札幌市清田区選出）として初当選し、以後5期連続で当選を果たしました。北海道議会議員時代には、自由民主党道連幹事長などの要職を歴任しました。また、児童福祉司の資格を持ち、幼稚園や保育園を経営するなど、教育・福祉分野にも貢献しています。

参議院議員への挑戦として、2015年末には翌年の第24回参議院議員通常選挙に向けて自民党道連が行った北海道選挙区の候補者公募に応募しましたが、この時は柿木克弘道議が選ばれました（ただし、柿木氏は参院選で落選）。

2018年12月、自民党道連は翌年の第25回参議院議員通常選挙北海道選挙区において、岩本氏と高橋はるみ道知事の2人を擁立することを決定しました。この決定に至るまで、道連は党員などを対象としたインターネット投票を実施しましたが、その結果や支持団体からの聞き取りを総合的に判断した結果、2氏が選ばれました。2019年7月の第25回参議院議員通常選挙では、自民党は2議席を獲得することを目指し、高橋氏と岩本氏を擁立。両氏ともに当選を果たしました。

2021年10月、第1次岸田内閣において防衛大臣政務官に就任し、国防政策の一翼を担いました。

2024年7月25日には、翌年7月の第27回参議院議員通常選挙の北海道選挙区公認候補として、自民党から擁立されることが発表されました。

同年11月11日、参議院環境委員長に就任し、環境問題への取り組みを主導しています。

また、2024年秋の自民党総裁選では、1回目の投票で小林鷹之氏に、決選投票では石破茂氏に投票したとされています。

人物像

身長188センチという長身で、小学校から社会人まで投手として野球に打ち込んだスポーツマンでもあります。

統一教会との関係

2022年8月、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との関わりについて北海道新聞のアンケートに回答し、「パーティー券を購入した」「関連団体の会費を支出した」と答えています。

親族

祖父は北海道議会議長・参議院議員を務めた岩本政一氏、伯父は北海道議会議員・参議院議員を務めた岩本政光氏、父は第21代北海道議会議長を務めた岩本允氏と、政治家の家系に生まれています。

所属団体・議員連盟

神道政治連盟国会議員懇談会

支援団体

全国たばこ販売政治連盟（組織推薦候補者）

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