岩見沢駐屯地

岩見沢駐屯地について

岩見沢駐屯地は、北海道岩見沢市に位置する陸上自衛隊の駐屯地です。この駐屯地は、第12施設群を始めとする施設科部隊が中心となっており、災害派遣や国際平和協力活動など、多岐にわたる任務を遂行しています。

概要

駐屯地司令は、第12施設群長が兼務しています。駐屯地の隣には孫別演習場があり、部隊の訓練や活動を支援しています。1952年（昭和27年）の開設以来、施設科部隊を主力とした駐屯地として発展してきました。

沿革

岩見沢駐屯地の歴史は、保安隊時代の1952年（昭和27年）に遡ります。

保安隊岩見沢駐屯地時代

1952年（昭和27年）12月20日：岩見沢駐屯地が新設されました。
1953年（昭和28年）2月28日：金沢駐屯地から第532施設大隊が移駐しました。

陸上自衛隊岩見沢駐屯地時代

1954年（昭和29年）7月1日：陸上自衛隊の発足に伴い、岩見沢駐屯地が開設されました。第532施設大隊は第102施設大隊に改称し、第1施設群に編入されました。
1961年（昭和36年）8月17日：第3施設団が新たに編成されました。
1976年（昭和51年）3月24日：第102施設大隊が廃止されました。
1976年（昭和51年）3月25日：第12施設群が岩見沢駐屯地で新編され、第3施設団に編入されました。
1996年（平成8年）3月29日：第302坑道中隊が新編され、第12施設群に編入されました。
2000年（平成12年）3月28日：北部方面後方支援隊第101施設直接支援大隊第2直接支援中隊が新編され、第12施設群を支援することになりました。
2015年（平成27年）3月26日：会計隊の改編に伴い、第327会計隊が廃止され、第345会計隊岩見沢派遣隊が設置されました。
2017年（平成29年）3月27日：第12施設群の施設中隊が機能別に改編されました。
2024年（令和5年）3月21日：第302坑道中隊が廃止されました。

駐屯部隊

岩見沢駐屯地には、施設科部隊を主体とした様々な部隊が駐屯しています。これらの部隊は、災害派遣や国際平和協力といった任務に従事しています。

北部方面直轄部隊

第3施設団
第12施設群
北部方面後方支援隊
第101施設直接支援大隊
第2直接支援中隊
北部方面システム通信群
第101基地システム通信大隊
第314基地通信中隊
岩見沢派遣隊
北部方面会計隊
第345会計隊
岩見沢派遣隊
岩見沢駐屯地業務隊

防衛大臣直轄部隊

警務隊
北部方面警務隊
第120地区警務隊
岩見沢連絡班

アクセス

岩見沢駐屯地へのアクセスは、以下の交通機関が利用可能です。

高速道路：道央自動車道 岩見沢IC/三笠IC
一般道：国道12号、国道234号、北海道道38号夕張岩見沢線、北海道道81号岩見沢石狩線、北海道道115号芦別砂川線
鉄道：JR北海道函館本線/室蘭本線 岩見沢駅
港湾：小樽港、石狩湾新港（重要港湾）
飛行場：札幌飛行場（官民共用）、砂川ヘリポート（公共用ヘリポート）

脚注

岩見沢駐屯地は、地域社会との連携も重視しており、地域のイベントにも積極的に参加しています。

外部リンク

岩見沢駐屯地公式ホームページ

この情報は、岩見沢駐屯地の概要、沿革、駐屯部隊、アクセスに関する詳細を提供しています。

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