岩館駅

岩館駅は、秋田県山本郡八峰町に位置するJR東日本五能線の駅で、秋田県最北端の駅として知られています。この駅は、全便が停車する臨時快速「リゾートしらかみ」の停車駅としても有名です。

歴史

岩館駅は、1926年11月24日に鉄道省の駅として開業しました。当初は貨物や荷物の取り扱いも行っていましたが、1962年に貨物、1984年には荷物の取り扱いが廃止されました。1987年には国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となり、2003年には業務委託化され、岩館駅長が廃止されて能代駅長の管理下となりました。2007年からは「リゾートしらかみ」の全列車が停車するようになり、2010年には駅舎がレトロ風にリニューアルされました。その後、2015年にみどりの窓口が営業を終了し、2018年には無人化されました。2020年からは東能代駅の管理となっています。また、2024年10月1日からはえきねっとQチケットのサービスが開始される予定です。

駅構造

駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホーム間は構内踏切で繋がっています。木造駅舎には待合室があり、以前は自動券売機も設置されていましたが、無人化の際に撤去されました。現在は東能代統括センターが管理する無人駅となっています。

のりば

当駅始発の列車が3本設定されており、この駅を起点とする利用者の利便性を高めています。

利用状況

2000年度から2016年度にかけての1日平均乗車人員は、JR東日本の発表によると変動が見られます。

駅周辺

駅周辺には、国道101号線が通り、宿泊体験施設「漁火の館」や岩館郵便局、八峰町立岩館体育館などの施設があります。また、コミュニティバスや能代バスステーション、岩館港も近くに位置しています。

隣の駅

五能線における隣の駅は、快速列車の場合、あきた白神駅と十二湖駅、普通列車の場合、あきた白神駅と大間越駅です。

岩館駅は、その歴史と地域のランドマークとしての役割を果たしています。

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