島ラジオ壱岐

特定非営利活動法人島ラジオ壱岐について

特定非営利活動法人島ラジオ壱岐（しまラジオいき）は、長崎県壱岐市の一部地域で、超短波放送（FM放送）を提供している特定地上基幹放送事業者です。この放送局は「壱岐エフエム」という愛称で親しまれ、地域のニーズに応えるコミュニティ放送を行っています。

概要

島ラジオ壱岐は2011年に開局し、長崎県内で7局目、さらに離島では初めてのコミュニティ放送局となりました。前身は2004年にスタートした「勝本FM」であり、その後の発展を経て現在の形が整いました。スタジオは壱岐市ケーブルテレビの施設内に設置されており、24時間体制で放送を行っています。自主制作の番組が中心ですが、ミュージックバードやJ-WAVEの番組も再送信されます。さらに、配信会社のコンテンツも適宜放送され、リスナーに多様な音声メディア体験を提供しています。

沿革

• - 2011年1月7日 - 「特定非営利活動法人島ラジオ壱岐」として設立認証を受ける。
• - 2011年2月8日 - 正式な設立登記が完了。
• - 2011年4月8日 - 親局および2つの中継局の予備免許を取得。
• - 2011年4月27日 - 本免許を取得し、正式に放送を開始。
• - 2011年5月10日 - 開局。

このように、設立から開局までを経て、地域の情報発信拠点としての役割を果たし始めました。

主な番組と放送内容

島ラジオ壱岐の放送番組は多岐にわたります。2023年4月の編成では、自主放送は主に平日の月曜日から金曜日で行われ、週末にはイベント放送や特別番組も組まれることがあります。市民参加型の番組が多く、30分を基本単位に、毎週や隔週、月1回などの頻度で制作されています。また、平日午後にはミュージックバードを流し、深夜から翌朝にかけてはJ-WAVEの番組をお届けしています。

主な自主放送番組には次のようなものがあります。

• - Radio One - 月・木 12:00 - 13:00、月 - 金 17:00 - 19:00
• - 壱州人プログラム - 自由な表現をテーマにした市民番組（月 - 木・13:00 - 15:00、10:00 - 15:00）

一方で、以下の番組は現在休止中となっています。

• - スクラップソウル
• - アイランドラバー - レゲエをテーマにした番組
• - アジケンのドンパン!
• - イッチーのギター旅行

その他、自主制作以外にも多くの番組が放送され、リスナーの音楽的な好みを網羅しています。このように、島ラジオ壱岐は地域の文化や情報を伝える重要な役割を担っており、多様な放送コンテンツを通じて聴取者とのつながりを深めています。

公式サイトやSNS

さらに、公式ウェブサイトやインスタグラム、フェイスブック、ツイッターなどのSNSも活用しており、リスナーとの交流を大切にしています。これにより、地域密着の情報発信を進めるだけでなく、放送内容を広く知らせ、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。

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