島根県道172号美都匹見線

島根県道172号美都匹見線

島根県道172号美都匹見線は、島根県益田市を通る一般県道で、美都町山本から匹見町落合を結ぶ路線です。この道路は、地域の交通の要所としての役割を果たしており、周辺の生活や観光においても重要な位置を占めています。

路線概要

この県道の起点は、益田市美都町山本にあり、ここでは国道191号と交差しています。一方、終点は益田市匹見町落合で、こちらでは国道488号と接続しています。全体の距離は約12キロメートルあり、通行不能区間を挟んだ交通の結節点となっています。

ただし、特定の区間では通行に制約があります。特に、益田市美都町都茂から匹見町落合にかけての区間は現在通行不能となっています。また、冬の期間（12月15日から翌年3月15日まで）には、美都町山本から匹見町落合に至る約11.6キロメートルの区間が閉鎖されるため、その際には代替ルートの利用が必要となります。

歴史

この道路は、1958年6月13日に島根県告示第525号により公式に認定され、その後1972年頃に現行の県道番号172号に変更されました。2004年には益田市が美濃郡内の2町（匹見町と美都町）を編入したため、全線が益田市内の路線となりました。これにより、地域住民や観光客にとってのアクセスが一段と向上しました。

地理

美都匹見線は、島根県益田市の北部を走っており、周囲の自然環境に恵まれた美しい地域を通ります。特に、嵯峨谷ダムやみと自然の森などの自然景観は、通行する人々に癒しをもたらしています。また、野々峠もこの道路の沿線にあり、ハイキングなどのレクリエーション活動の拠点として利用されています。

交差する道路

この県道は、様々な主要道路と交差しながら地域の交通を支えています。起点や終点として接続する国道191号や国道488号の他にも、付近には地元の交通網が広がっています。

沿線の施設

道沿いには、益田警察署の都茂駐在所もあり、地域の安全を守るための拠点となっています。交通の便が良いため、周囲には各種施設や景観スポットが多く点在しており、ドライブや観光に訪れる人々にとって魅力的な地域となっています。

まとめ

島根県道172号美都匹見線は、益田市における重要な交通路であり、地域の結束や発展に寄与している道路です。通行条件や歴史、交差する道路の情報も含まれたこの県道は、利用者にとって欠かせないインフラの一部となっています。

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