島根県道183号斐川上島線
島根県道183号斐川上島線(しまねけんどう183ごう ひかわかみしません)は、
島根県出雲市を通る重要な一般県道です。この
道路は、
出雲市斐川町直江から
出雲市上島町とを結んでいます。
概要
本路線は、荒神谷入口交差点から始まり、
国道9号と交差します。終点は
島根県道26号出雲三刀屋線との交点であり、また
島根県道157号出雲大東線の起点にもなっています。
出雲市斐川町三絡と阿宮の間を結ぶバイパスの整備も進んでおり、渋滞緩和や物流効率化への期待が高まっています。
路線データ
バイパス
斐川上島線のバイパス部分は、
出雲市斐川町直江から始まり、簸川南地区広域農道と交差する地点から、阿宮地区までの延長約893.5
メートルの区間を対象としています。このバイパスには、武部トンネル(延長879
メートル)の建設が含まれており、
山陰自動車道の斐川ICと阿宮地区を直接結ぶ役割を果たします。
この工事が完了すれば、
出雲市斐川町の工業地区と
雲南市主要部との最短経路を提供し、通勤時間帯の混雑緩和が期待されます。さらに、物流効率の向上も見込まれています。
重複区間
本線は以下の
道路と重複しています:
- - 簸川南地区広域農道(直江・斐川I.C入口交差点から三絡まで)
- - 島根県道197号木次直江停車場線(阿宮地区)
- - 島根県道157号出雲大東線(阿宮から上島町終点まで)
この
道路にはいくつかの重要な施設があります。特に、次の二つの橋梁が挙げられます:
- - 新石平橋: 新建川を渡る橋で、出雲市に位置します。
- - 森坂大橋: 斐伊川を渡る橋で、出雲市の島根県道157号重複区間内にあります。
また、武部トンネル(仮称)もこの
道路に含まれており、延長は879
メートルです。
地理
この
道路は、
島根県出雲市を通過します。沿線には、荒神谷史跡公園や
斐伊川などの名所が点在しています。
交差する道路および鉄道
斐川上島線は、
山陰本線と交差しており、他の主要
道路とのアクセスも良好です。特に、武部峠などの峠も近く、自然の美しい景観が広がる地域でもあります。
関連項目
この
道路は、
島根県の県道一覧にも含まれており、地域の交通網の一翼を担う重要な存在です。今後の
道路整備が地域社会にどのような影響を与えるのか、引き続き注目が集まります。