島根県道351号出雲路自転車道線

島根県道351号出雲路自転車道線の概要

島根県道351号出雲路自転車道線は、出雲市鹿園寺町から大社町杵築北に至る自転車と歩行者専用の県道です。この道は、出雲市内を通る自然豊かなルートで、多くの観光名所や地元の魅力を感じながら移動できるのが特徴です。

基本情報

• - 起点: 出雲市鹿園寺町（鹿園寺駐輪場、島根県道352号宍道湖湖北自転車道線交点）
• - 終点: 出雲市大社町杵築北（国道431号・島根県道29号大社日御碕線交点）
• - 総延長: 30.9km

この道路は1977年3月11日に島根県告示第185号に基づき、「平田大社自転車道線」として認定され、島根県道では初めての自転車専用の道として整備されました。1991年には全体の整備が完了し、2005年の市合併に伴い、出雲市域を通る全区間として再設置されました。その後、2006年には現行の名前に改称されました。

路線の状況

出雲路自転車道線は一部の区間で他の県道と重複しています。具体的には：

• - 島根県道159号出雲平田線（出雲市西代町 - 出雲市武志町間）
• - 島根県道26号出雲三刀屋線（出雲市大津町）
• - 島根県道162号大社立久恵線（出雲市松寄下町）
• - 国道431号（出雲市大社町杵築西 - 杵築北間）

通過する地域と主要施設

主に出雲市の地域を通過し、いくつかの重要な公共交通機関や施設が路線沿いに位置しています。特に、一畑電車の各駅（園駅、湖遊館新駅駅、旅伏駅、美談駅、大寺駅、川跡駅、武志駅、出雲科学館パークタウン前駅）や、出雲市立出雲中央図書館、出雲市民病院、陸上自衛隊出雲駐屯地などの各大学・施設があります。

自然の景観も楽しめるこの道は、宍道湖や斐伊川、日本海の美しい風景が堪能できることでも知られています。特に、稲佐の浜海水浴場や出雲大社といった観光スポットも近くにあるため、多くの観光客が訪れるルートとなっています。

名所や旧跡

自転車道沿いには、観光名所や歴史的な場所が点在しています。たとえば、宍道湖自然館ゴビウスや、出雲ゴルフ倶楽部、今市大念寺古墳などがあります。自然を楽しみつつ、文化的な体験もできることが出雲路自転車道の魅力です。

この自転車道は、地域の交通手段としてだけでなく、レジャーや観光の面でも重要な役割を果たしています。出雲の魅力を存分に体感できるこの道をぜひ利用してみてください。

もう一度検索