嶋宏大

嶋宏大：日本のスキージャンプ界を彩った名選手

嶋宏大（しま ひろお）は、1963年5月10日生まれ、北海道下川町出身の元スキージャンプ選手です。駒大岩見沢高校を経て地崎工業に所属し、20歳という若さで1984年のサラエボオリンピックに出場しました。

記録と実績

1987年1月18日、STV杯スキージャンプ競技大会において、大倉山ジャンプ競技場の当時のバッケンレコードとなる120.0メートルを記録しました。これは彼の技術と才能を証明するものであり、その後の活躍を予感させるものでした。

翌週のワールドカップでは、70m級で3位、90m級で6位入賞を果たしました。これは日本人選手として素晴らしい成績であり、彼の名が世界に知られるきっかけとなりました。

主な成績

1984年 サラエボオリンピック
70m級45位
90m級51位
スキージャンプ・ワールドカップ
1984/1985シーズン総合57位
1985/1986シーズン総合50位
1986年1月25日 70m級8位（札幌宮の森）
1986/1987シーズン総合29位
1987年1月24日 70m級3位（札幌宮の森）
1987年1月25日 90m級6位（札幌大倉山）
世界選手権（西ドイツ、オーベルストドルフ）
70m級60位
団体16位

主な優勝

1982年02月11日 第60回全日本スキー選手権90m級少年組 優勝
1982年03月13日 第6回富良野ジャンプ大会少年組
1984年03月16日 第8回伊藤杯 宮の森ナイタージャンプ大会
1986年12月14日 第2回吉田杯ジャンプ大会成年組
1987年01月18日 第26回STVカップ国際スキージャンプ競技大会
1987年01月31日 第14回HTBカップ国際スキージャンプ競技大会
1987年12月06日 第3回吉田杯ジャンプ大会成年組
1988年03月05日 第30回HBCカップジャンプ競技会
1988年03月29日 第9回国際蔵王ジャンプ大会NHK杯

引退後

引退後の嶋宏大氏に関する情報は限られていますが、彼の残した功績は日本のスキージャンプ界において大きな影響を与え続けています。若き才能を開花させ、数々の記録と勝利を刻んだ嶋宏大。彼の名は、日本のスキージャンプの歴史に深く刻まれています。

関連情報

嶋宏大 - 国際スキー連盟のプロフィール
嶋宏大 - Olympedia
* ウェイバックマシンへのリンク'>町の充実施設 飛躍の原点/下川町 - ウェイバックマシン（2006年2月16日アーカイブ分）

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