嶋田俊之

嶋田俊之について

嶋田俊之（しまだ としゆき）は、日本の財務官僚です。現在はカジノ管理委員会事務局次長を務めています。

経歴

和歌山県立海南高等学校を経て、京都大学法学部を卒業。1991年に大蔵省（現財務省）に入省しました。

入省後は、主計局を中心にキャリアを重ね、主計局総務課、大臣官房文書課、主計局主計官補佐などを歴任しました。また、米国コロンビア大学への留学経験もあります。

2000年代には、金融庁監督局や総務企画局で勤務。国際的な業務にも携わり、経済協力開発機構（OECD）への派遣職員も経験しています。

その後、財務省では大臣官房秘書課財務官室長、主計局主計官、理財局国有財産企画課長、理財局総務課長などを務め、2020年には大臣官房参事官、大臣官房審議官に就任しました。

2021年7月には理財局次長（国有担当）に就任。そして2024年7月からは、カジノ管理委員会事務局次長として、新たな職務に取り組んでいます。

詳細な職歴

以下に嶋田俊之氏の詳しい職歴をまとめます。

1991年4月：大蔵省入省（主計局総務課）
1992年5月：主計局法規課
1993年6月：米国留学（コロンビア大学）
1995年7月：証券局証券市場課係長
1997年7月：大臣官房文書課長補佐（梶山大臣官房参事官室）
1998年7月：防衛庁防衛局計画課員
2002年7月：財務省主計局総務課長補佐（歳入・国債係主査）
2003年7月：主計局主計官補佐（経済産業第三係主査）
2004年7月：主計局主計官補佐（内閣第一係主査）
2005年：大臣官房信用機構課長補佐（総括・企画）
2006年：金融庁監督局銀行第一課銀行監督調整官
2007年7月：金融庁監督局総務課長補佐（総括）
2008年7月：金融庁総務企画局政策課総括企画官
2009年7月：派遣職員（経済協力開発機構（OECD））
2012年7月1日：大臣官房付
2012年7月10日：国際局地域協力課国際調整室長
2013年6月28日：大臣官房秘書課財務官室長
2014年7月9日：理財局計画官（内閣・財務、農林水産・環境、経済産業、国土交通担当）
2016年6月22日：主計局主計官（内閣、復興、外務、経済協力担当）
2017年7月10日：理財局国有財産調整課長
2018年6月4日：理財局国有財産企画課長 兼 理財局国債企画課 兼 理財局国有財産調整課 兼 理財局国有財産業務課
2018年9月7日：不動産鑑定士試験短答式試験試験委員
2019年7月5日：理財局総務課長 兼 理財局国有財産企画課長 兼 理財局国債企画課 兼 理財局国有財産調整課 兼 理財局国有財産業務課
2019年7月9日：理財局総務課長
2020年7月20日：大臣官房参事官（大臣官房担当） 兼 大臣官房審議官（大臣官房担当） 兼 大臣官房信用機構課長事務取扱 兼 大臣官房信用機構課機構業務室長事務取扱
2021年7月1日：大臣官房参事官（大臣官房担当） 兼 大臣官房審議官（大臣官房担当）
2021年7月8日：理財局次長（国有担当）
2024年7月4日：カジノ管理委員会事務局次長

専門分野と関心

嶋田俊之氏は、財務省における長年の経験から、財政、金融、国有財産管理など幅広い分野に精通しています。特に主計局での経験が長く、予算編成や政策立案において中心的な役割を担ってきました。また、金融庁での勤務経験から、金融行政にも知見を持ち合わせています。近年では、国有財産管理の分野で手腕を発揮し、理財局次長として、その責任を担っていました。


今回のカジノ管理委員会事務局次長への就任により、新たな分野での活躍が期待されています。

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