川場スキー場

川場スキー場：変化に富んだコースと良質な雪が魅力

川場スキー場は、群馬県利根郡川場村に位置し、日本百名山の一つである武尊連峰の高手山の南斜面に広がるスキー場です。運営は日本スキー場開発株式会社のグループ会社、川場リゾート株式会社が行っています。

ゲレンデの特徴

標高が高いため雪質が良く、豊富な積雪量も魅力です。かつては4月下旬まで春スキーを楽しめましたが、近年は4月上旬にクローズすることが多くなっています。風が強い日も比較的多く、リフトの運行状況には注意が必要です。

ゲレンデは、山麓のカワバシティを起点とする扇状に広がっており、中・上級者向けのコースが充実しています。最長3,300mのロングクルージングが可能なクリスタルコースは、特に人気があります。コース幅は全体的に広くはありませんが、変化に富んだ地形と良質な雪で、滑りごたえのあるコースレイアウトとなっています。

白鳥スカイライン (1,850m、最大斜度14度): カワバシティから白鳥エクスプレスを利用。初心者にもおすすめのコースです。
桜川コース (1,300m、最大斜度16度): カワバシティへフラットに降りてくるコース。スノーパークが設置されています。
シャミンダウンヒル (720m、最大斜度24度): 白鳥スカイラインから桜川コースへつながるコース。
白鳥ダウンヒル (590m、最大斜度16度): 白鳥エクスプレスからパノラマハウスへ。唐松林の中を滑るコースです。
無名峰ダウンヒル (720m、最大斜度26度): 無名峰トリプルリフト利用。コブ斜面の練習に最適です。
無名峰トライアル (660m、最大斜度34度): 無名峰トリプルリフト利用。常設の人工モーグルバーンがあります。
クリスタルコース (2,000m、最大斜度16度): メインクルージングコース。緩斜面が少なく一気に滑り降りられます。
西峰ダウンヒル (620m、最大斜度25度): クリスタルエクスプレス利用。林間を縫うように滑るコースです。
高手ダウンヒル (980m、最大斜度25度): 高手ペアリフト利用。クリスタルコースへの迂回コースです。
高手スカイライン (1,350m、最大斜度29度): 上級者向け。非圧雪のパウダーゾーンも楽しめます。

施設

リフト: クワッドリフト3基 (フード付き1基)、トリプルリフト1基、ペアリフト1基
駐車場: 約1,800台収容可能
Kawaba city: 8階建てのスキーセンター。リフト券売り場、レンタルショップ、スクール、更衣室、ショップ、飲食店などを完備

ティンバーライン (カフェテリア)
台場軒 (ラーメン)
タンドール (北インド料理)
ビーチ (クレープ)
ボスコ (ピザ)
パノラマハウス: ゲレンデ中腹のレストハウス。喫茶とカフェテリアがあります。

アクセス

鉄道: 上越線沼田駅からタクシーで約45分
* 自動車: 関越自動車道沼田インターチェンジから約17km。沼田ICからは近いものの、スキー場までは急な山道が続きます。ふもとの道の駅「田園プラザかわば」から無料シャトルバスも利用できます。

その他

川場スキー場は、日帰りスキーヤー向けの施設が充実しており、近隣のスキー場との連携も行っています。変化に富んだコースレイアウトと良質な雪を求めるスキーヤーにおすすめのスキー場です。

もう一度検索