川村慎

川村慎：華麗なる経歴と情熱を燃やすフッカー

川村慎選手は、1987年8月6日生まれのラグビー選手です。現在、ジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスに所属し、力強いプレーでチームに貢献しています。

彼のラグビー人生は10歳の時に香港で始まりました。香港ラグビーフットボールクラブでラグビーに触れ、その魅力に取りつかれたのです。帰国後は府中Jr.ラグビークラブで研鑽を積み、慶應義塾高等学校、そして慶應義塾大学法学部政治学科へと進学。学業と並行して、慶應義塾體育會蹴球部で活躍しました。高校時代にはU17日本代表候補に選出されるなど、早くからその才能をいかんなく発揮していました。

大学卒業後の2010年には、博報堂DYメディアパートナーズに入社。しかし、ラグビーへの情熱を断ち切ることができず、同年8月には退社。NECグリーンロケッツ（現・NECグリーンロケッツ東葛）へ加入し、プロの道を歩み始めます。

2011年11月20日、ジャパンラグビートップリーグ第4節の福岡サニックスブルース戦で公式戦初出場。持ち前の力強さと卓越したスキルで、着実に経験を積み重ねていきました。

フィールド上での活躍だけでなく、川村選手は日本ラグビー界の発展にも貢献しています。2016年には、同年発足した日本ラグビーフットボール選手会の理事に就任。そして2020年には、その会長に就任し、日本ラグビーを牽引する立場として尽力しました。

2022年には、横浜キヤノンイーグルスへ移籍。新たな環境で、更なる高みを目指してプレーを続けています。

身長172cm、体重102kgの恵まれた体格を活かし、フッカー(HO)として激しいスクラムを制し、正確なラインアウトスローで攻撃の起点となるなど、チームに欠かせない存在となっています。持ち前の明るさと誠実さも周囲から慕われ、ニックネームは「シン」や「ドルジ」など親しみを込めて呼ばれています。

東京都調布市出身という生粋の東京っ子でありながら、香港での経験や、慶應義塾大学という伝統校での学び、そしてプロとしてのキャリアを通して培ってきた経験は、彼の幅広い視野と柔軟な思考を生み出していると言えるでしょう。

これからも川村慎選手は、持ち前の才能と経験、そして熱い情熱で、日本のラグビー界を盛り上げ続けることでしょう。彼の今後の活躍に期待しましょう。

関連事項

慶應義塾體育會蹴球部
NECグリーンロケッツ東葛
横浜キヤノンイーグルス
日本ラグビーフットボール選手会
廣畑光太朗（慶應義塾大学時代の同級生）

参考リンク

横浜キヤノンイーグルス メンバー紹介
川村慎 (@shin_kawamura) - X（旧Twitter）
川村慎 (@shin.kawamura) - Instagram

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