川添駅

川添駅 (かわぞええき)

川添駅は、三重県多気郡大台町上楠に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）紀勢本線の駅です。大台町の自然に囲まれた場所にあり、地域住民の足として利用されています。

歴史

川添駅は、1923年（大正12年）9月に鉄道省紀勢東線（現在の紀勢本線）が栃原駅から延伸した際に開業しました。開業当初は終着駅でしたが、1925年（大正14年）8月に当駅から三瀬谷駅まで延伸されたことにより、途中駅となりました。

年表

1923年（大正12年）9月25日：鉄道省紀勢東線 栃原駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設。
1925年（大正14年）8月15日：紀勢東線 当駅 - 三瀬谷駅延伸、途中駅となる。
1959年（昭和34年）7月15日：線路名称改定により紀勢東線が紀勢本線に編入され、同線の駅となる。
1962年（昭和37年）2月1日：貨物取扱を廃止。
1983年（昭和58年）12月21日：無人駅となり、荷物扱いも廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる。
2000年（平成12年）2月：木造駅舎が解体され、待合所が新築。

駅構造

川添駅は、列車交換が可能な相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。2つのホームは跨線橋で連絡しています。多気駅が管理する無人駅であり、かつて存在した木造駅舎は佐奈駅や栃原駅と同時期に解体され、代わりに待合所が設けられました。

のりば

駅のホームは以下の通りです。

乗り場	路線	方向	行先
--	---	--	------
1	紀勢本線	下り	三瀬谷、尾鷲、新宮方面

2	紀勢本線	上り	栃原、松阪、名古屋方面

利用状況

三重県統計書によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。具体的な数値は省略しますが、年によって変動があります。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設やバス路線があります。

バス路線：「川添」停留所から三重交通の路線バスが発着しています。
54系統・56系統・57系統：松阪駅前 / 栃原駅前
54系統：三瀬谷
* 56系統・57系統：三交南紀・道の駅奥伊勢おおだい

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

■紀勢本線

栃原駅 - 川添駅 - 三瀬谷駅

川添駅は、ローカル線の趣を感じさせる静かな駅です。駅周辺の自然豊かな風景とともに、のんびりとした列車の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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