巽ヶ丘駅

巽ヶ丘駅（たつみがおかえき）

巽ヶ丘駅は、愛知県知多市新田にある名古屋鉄道河和線の駅で、駅番号はKC05です。名鉄の駅集中管理システムが導入された無人駅であり、manacaが利用できます。

歴史

巽ヶ丘駅は、名鉄が団地を造成したことに伴い開業しました。駅名は、団地が名古屋から見て巽（南東）の方角に位置することに由来します。開業当初から急行停車駅であり、現在は快速急行も停車し、一部時間帯には特急も停車します。

1955年（昭和30年）7月10日 - 開業。当時は太田川方面のホームのみに駅舎がありました。
1987年（昭和62年） - 東口駅舎を新設。
1995年（平成7年）12月14日 - 西口駅舎改築工事に着手。
1996年（平成8年）4月26日 - 西口駅舎が改築。
2006年（平成18年）7月14日 - トランパスシステム導入。
2006年（平成18年）10月 - 両方面のプラットホーム幅拡張及びバリアフリー化工事が完成。
2011年（平成23年）2月11日 - ICカード乗車券「manaca」の供用を開始。
2012年（平成24年）2月29日 - トランパスの供用を終了。
2023年（令和5年）7月1日 - 終日無人化。

駅構造

巽ヶ丘駅は、8両編成に対応した相対式2面2線のホームを持つ地上駅です。駅集中管理システムが導入されており、無人駅となっています（管理駅は太田川駅）。2023年6月30日までは終日有人駅で、西改札口に駅員が配置されていました。改札口は各ホームの名古屋寄りにあり、付近には自動券売機と自動精算機が設置されています。自動券売機では、継続manaca定期乗車券および新規manaca通勤定期乗車券の購入が可能です（名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00に限られます）。自動精算機ではICカードのチャージなどができます。

ホーム間は改札口付近の構内踏切で連絡しています。構内踏切のすぐ脇にはトイレがあり、多目的トイレも設置されています。ホームの長さは名古屋方面が若干短いです。

駅名表記

駅名に使用されている「巽」の字は、旧字体である「」が正式な表記です。ただし、名鉄のホームページや切符などでは「巽ヶ丘」と表記されています。

利用状況

巽ヶ丘駅は、知多市、阿久比町、東浦町の境界付近に位置しているため、隣接する両町からの利用者も多くいます。

2013年度の1日平均乗降人員は6,740人で、名鉄全駅中57位、河和線・知多新線中5位でした。
1992年度の1日平均乗降人員は8,153人で、当時の名鉄全駅中55位、河和線・知多新線中5位でした。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

カネスエ 阿久比店
知多巽丘郵便局
半田信用金庫巽ケ丘支店
JAあいち知多新田支店
知多市立新田小学校
半田警察署緒川新田駐在所

バス路線

駅周辺には、以下のバス路線があります。

巽ヶ丘駅前バス停（駅東口）：知多バス 東ヶ丘団地線、東浦町運行バス「う・ら・ら」
巽ヶ丘駅西バス停（駅西口）：知多市コミュニティバス 北部循環コース、阿久比町循環バス オレンジライン

隣の駅

名古屋鉄道

河和線
特急：通過
特急（一部の列車が停車）・快速急行・急行・準急：南加木屋駅 (KC03) - 巽ヶ丘駅 (KC05) - 阿久比駅 (KC08)
* 普通：八幡新田駅 (KC04) - 巽ヶ丘駅 (KC05) - 白沢駅 (KC06)

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