広島市立大塚中学校

概要

広島市立大塚中学校（ひろしましりつ おおづかちゅうがっこう）は、広島県の県庁所在地である広島市、その安佐南区に学舎を構える公立の中学校です。

本校の校歌は、学校創立にあたり設置された校歌制定委員会によって歌詞が紡がれ、音楽家である日浦健治氏が作曲を手がけました。希望に満ちた旋律と歌詞は、学校の理念や生徒たちの未来への期待を表現しており、三つの歌い出しからなる三番構成の楽曲となっています。

学校のシンボルである校章は、本校を巣立っていく卒業生の手によりデザインされました。円を基調とした形状の中には、学校の周囲に植栽されていることから選ばれた二枚の欅（けやき）の葉が添えられています。この二枚の葉は、教員と生徒との間に結ばれる、かけがえのない尊い絆を象徴しているとされています。中央には中学校を表す「中」の文字が力強く配置され、その外側を取り囲むように、「OZUKA JUNIOR HIGH SCHOOL」という学校の正式名称が英語で記されており、国際性も感じさせるデザインです。

沿革

広島市立大塚中学校は、地域の生徒数増加に対応するため、平成20年（2008年）に広島市立伴中学校から分離独立する形で新たな歴史をスタートさせました。比較的新しい学校として、新しい時代に対応した教育環境の整備が進められています。

校区

本校の通学区域は、地域の小学校区に基づいています。具体的には、以下の三つの小学校区から多くの生徒たちが集まり、共に学び舎を囲んでいます。

広島市立大塚小学校区
広島市立伴南小学校区
広島市立石内北小学校区

部活動

生徒たちは、学校生活をより豊かにするため、学習活動だけでなく様々な部活動に参加し、自己の可能性を追求しています。運動部では、競技を通じて体力や協調性を養い、文化部では芸術や技術といった多様な分野で才能を伸ばしています。

運動部

野球部
サッカー部
バスケットボール部
硬式テニス部
ソフトテニス部
バレーボール部
バドミントン部
卓球部
陸上部
剣道部
水泳部

文化部

吹奏楽部
和太鼓部
技術部
美術部
放送部
家庭科部
* 中央執行部

運動部と文化部合わせて、多岐にわたる種類の部活動が設けられており、生徒一人ひとりの興味や関心に応じた活動に参加できる機会が提供されています。中央執行部は生徒会の執行機関として、学校行事の企画・運営など、生徒たちの主体的な活動を推進しています。

アクセス

広島市立大塚中学校へは、公共交通機関を利用していくつかの方法でアクセス可能です。

広島高速交通広島新交通1号線（アストラムライン）の大塚駅を最寄り駅として利用する場合、駅から学校までは徒歩でおよそ30分程度を要します。

より学校に近いバスを利用する場合は、広電バスの西風新都線に乗車し、『せせらぎ公園前』または『広域公園テニスコート』のいずれかのバス停で下車するのが便利です。これらのバス停からは、徒歩およそ5分で学校に到着することができます。

周辺環境

学校の周囲には、学びの連携を深める広島市立大塚小学校があります。また、広大な敷地を持つ広島広域公園が近接しており、豊かな自然環境の中で生徒たちは学校生活を送っています。公園の施設は、体育の授業や部活動などで利用される機会もあります。新しい住宅地の開発が進む地域であり、学校は地域の発展と共に歩んでいます。

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