広島市立広島市民病院

広島市立広島市民病院の概要

広島市立広島市民病院は、広島県広島市の中区に位置する医療機関で、地方独立行政法人・広島市立病院機構によって運営されています。この病院は、地域医療に貢献するだけでなく、広島県の災害拠点病院やエイズ治療の拠点病院、地域がん診療連携の拠点としても指定されています。また、総合周産期母子医療センターとしても機能しており、幅広い医療サービスを提供しています。

病院の基本理念は「患者さんと協働して、心のこもった、安全で質の高い医療を行います。」であり、患者のニーズに応じた質の高い医療を提供することを重視しています。

歴史

当院は1952年8月11日に開院され、当初は厚生省が運営を担当していました。当時の名称は社会保険広島市民病院でしたが、2003年に運営が広島市へ移管され、現在の名称に改名されました。その後、2003年から2008年にかけて建物の増改築や耐震補強工事が行われ、現在743床の病床を持つ病院となっています。診療科目は26あり、地域の医学の発展に寄与する治療に力を入れています。

年表

• - 1952年8月11日：病院開院
• - 1958年9月30日：総合病院に認定
• - 1959年1月21日：教育医療機関に指定
• - 1967年6月27日：救急病院に指定
• - 2003年4月1日：社会保険委託解除し、広島市立病院へ
• - 2008年4月1日：増改築整備事業の完了
• - 2014年4月1日：運営主体が広島市から地方独立行政法人へ変更

診療科

広島市立広島市民病院の標榜科には以下の26科があります：

• - 内科
• - 外科
• - 循環器科
• - 呼吸器科
• - リウマチ科
• - 神経内科
• - 精神科
• - 小児科
• - 呼吸器外科
• - 心臓血管外科
• - 脳神経外科
• - 整形外科
• - 形成外科
• - 小児外科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 放射線科
• - 麻酔科
• - リハビリテーション科
• - 歯科
• - 歯科口腔外科

主な指定制度

病院は多くの指定病院としての役割を果たしており、包括的な臨床研修指定病院や救命救急センター、エイズ治療の拠点、地域がん診療連携拠点、地域医療支援病院など、さまざまな役割を担っています。

アクセス情報

広島市立広島市民病院へのアクセスは非常に便利です。広島電鉄の本線・紙屋町東電停または紙屋町西電停から徒歩約7分、広島バスセンターからも徒歩約7分。また、アストラムラインの県庁前駅からは徒歩約5分です。また、県庁前バス停や紙屋町バス停からも徒歩5～7分で到達できます。

関連病院

当院に関連する病院には、広島市立舟入市民病院、広島市立安佐市民病院、県立広島病院、広島大学病院などがあります。これらの医療機関と連携しながら、地域医療を支える重要な役割を果たしています。

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