広島県立びんご運動公園

広島県立びんご運動公園

広島県尾道市にある広島県立びんご運動公園は、1994年のアジア競技大会広島大会を機に建設された運動公園です。現在は、イズミテクノ・RCC文化センター・シンコースポーツ共同企業体が指定管理者として管理運営を行っています。

歴史

1993年に正式に開場しましたが、前年の1992年からアジアカップで使用されていました。アジア大会ではサッカー、1996年のひろしま国体ではテニスとソフトボールの会場として利用されました。1997年からは、サンフレッチェ広島の提携スクールであるサンフレッチェびんごサッカースクールの練習場としても利用されています。

2002年には尾道しまなみ球場が開場し、2022年2月1日からは、命名権により「こざかなくんスポーツパークびんご」の名称が使用されています。契約期間は2027年3月31日までで、契約金は年間300万円（税別）です。

施設概要

公園内には、以下のような施設があります。

広島県立びんご運動公園陸上競技場（ダッシュこざかなくん 陸上競技場）
広島県立びんご運動公園野球場（ぶんちゃん しまなみ球場）
広島県立びんご運動公園球技場（シュートこざかなくん 球技場）
健康スポーツセンター（チャレンジこざかなくん アリーナ）
メインアリーナ（51.6m×37.2m、観客席1500席）
サブアリーナ（36.8m×19.4m）
トレーニング室、スタジオ、研修施設
テニスコート（スマッシュこざかなくん テニスコート）
センターコート（屋根なし、2面、観客席2000人）
屋根付（4面）
一般（12面）
コミュニティプール（スイミーこざかなくん プール）
一般：25m×13m（6コース）、水深1.15m - 1.35mと1.35m - 1.55mの2段階式
幼児用：20m×3 - 4m、水深0.55m
冒険の森
ジャイアントスロープ（滑走面：延長70m×幅33m、高低差22m）
大型遊具
キャンプ場（ザリガニくん オートキャンプ場）
多目的広場
オリエンテーリングパーマネントコース

過去の事故

2004年10月には、公園内のジャイアントスロープで利用時間外にそりを使用していた主婦とその二女が転落し、主婦が死亡、二女が重体となる事故が発生しました。この事故後、スロープは約半年間利用中止となり、安全対策が講じられました。

アクセス

バス
JR尾道駅・新尾道駅よりおのみちバス・中国バス「びんご運動公園北門」行で終点下車
土・日・祝日には、経由地の違う「びんご運動公園」行きのバスも運行（1日1往復のみ）
プロ野球・高校野球開催時には、臨時便が多数運行され、「しまなみ球場前」バス停を経由
車
JR新尾道駅から約5分
JR尾道駅から約15分
山陽自動車道尾道インターチェンジから約5分
西瀬戸自動車道西瀬戸尾道インターチェンジから約20分
徒歩
JR新尾道駅から約30分

関連項目

杭谷一東（公園内のモニュメントを制作）

外部リンク

* 広島県立びんご運動公園

もう一度検索