広島県道161号三和大和線

広島県道161号三和大和線

広島県道161号三和大和線（ひろしまけんどう161ごう みわだいわせん）は、広島県三次市を起点とし、三原市を終点とする一般県道です。

概要

この路線は、広島県三次市三和町上壱に位置する国道375号との交差点を起点とし、東広島市を経由して、最終的に三原市大和町椋梨の国道486号に至ります。地域の生活道路や産業道路としての役割を担っています。

路線データ

起点：広島県三次市三和町上壱（国道375号交点）
終点：広島県三原市大和町椋梨（国道486号交点）
総延長：18.16 キロメートル

歴史

本路線は、1994年（平成6年）4月1日に県道として認定されました。認定に先立つ1993年（平成5年）5月11日には、建設省（現在の国土交通省）により、本路線の一部が主要地方道三次大和線として指定されるという動きがありました。これは、後の広島県道45号三次大和線の認定へと繋がります。

路線状況

現在の経路は、1994年の路線認定以前の経路から変更されています。かつては三原市大和町萩原で国道432号に接続するルートをとっていましたが、主要地方道である広島県道45号三次大和線が新たに認定されたこと、そしてそれに伴い広島県道346号椋梨世羅西線が廃止されたことにより、現在の経路に改められました。この経路変更の結果、本路線は三次市三和地区と三原市大和地区それぞれの市街地からやや外れた地域同士を結ぶ性格の路線となりました。

路線の一部には改良が必要な区間が存在します。特に三次市三和町上壱の起点付近には道幅の狭い狭隘区間があり、大型車両の通行が困難な箇所があります。このため、起点となっている国道375号には、大型車がこの県道へ進入する際の注意喚起として「大型車通行困難」の案内標識が設置されています。この狭隘区間を避けて迂回する場合、三次市道中曽根仏正線を利用することが可能です。この市道は広島県道52号世羅甲田線とを結んでおり、特に三原市の終点側からこの県道161号に向かう際に、市道がほぼ直進しているために主要なルートと誤認しやすい点に注意が必要です。

重複区間

広島県道28号吉舎豊栄線（東広島市豊栄町吉原）
広島県道45号三次大和線（三原市大和町蔵宗）

地理

本路線は、以下の3つの自治体を通過します。

三次市
東広島市
三原市

交差する道路

主要な交差道路は以下の通りです。

国道375号（三次市三和町上壱、起点）
広島県道28号吉舎豊栄線
広島県道45号三次大和線
国道486号（三原市大和町椋梨、終点）

沿線施設

起点付近には、地域の特産品などを扱う物産館「みわ375」があります。

参考文献

（入力情報に基づく）

関連項目

広島県の県道一覧
主要地方道三次大和線
広島県道45号三次大和線
広島県道346号椋梨世羅西線
広島県道52号世羅甲田線
国道375号
国道432号
* 国道486号

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