広島西風新都インターチェンジ

広島西風新都インターチェンジ

広島西風新都インターチェンジ（ひろしませいふうしんとインターチェンジ）は、広島県広島市安佐南区に所在する、E74 広島自動車道に設けられたインターチェンジです。このインターチェンジには「2番」という施設番号が付与されています。

概要

本インターチェンジは、広島市の北西部に計画・開発された大規模なニュータウンである「西風新都」地域のうち、特に北部エリアへの主要なアクセスルートを確保することを目的として建設されました。開通は2001年（平成13年）の7月6日です。

西風新都地域全体の交通インフラ整備の一環として、本インターチェンジが開通した約3ヶ月後の同年10月2日には、西風新都の南部地域への主要なアプローチである広島高速4号線（広島西風新都線）が開通しています。この二つの新たな高速道路アクセスは、単独で機能するだけでなく、相互に補完し合う形で地域の利便性向上に貢献しています。具体的には、広島市道西風新都中央線や広島市道西風新都外環状線といった一般道を介することで、広島高速4号線の沼田出入口と本インターチェンジが接続されており、これにより広島自動車道方面と広島高速4号線方面をスムーズに往来できる経路が形成されています。この連携ルートは、特に山陰地方と広島市中心部を結ぶ高速バス路線などに利用されており、本ICが地域の広域交通ネットワークにおいて重要な結節点の一つとなっていることを示しています。本ICは、西風新都と高速道路網を結ぶ玄関口として、地域住民の生活や物流を支える上で欠かせない役割を果たしています。

道路

E74 広島自動車道（施設番号 2番）

接続する道路

直接接続

広島市道安佐南4区608号線：西風新都インター入口交差点から料金所施設に至る約192.28メートルの区間を結んでいます。この道路は自動車専用道路には指定されていません。

間接接続

広島市道西風新都外環状線（安佐南4区486号線）：西風新都インター入口交差点で本ICの接続道路と交わっており、この市道を通じて西風新都内の各方面や主要幹線道路へ連絡することが可能です。

料金所施設

料金所には、高速道路への入口と出口それぞれに車両が通行するためのブースが設けられています。

入口側：合計2つのブースがあり、このうち1つはETC車専用、もう1つはETCを搭載していない車両や係員による対応が必要な車両のための一般ブースとなっています。
* 出口側：こちらも合計2つのブースが設置されており、入口側と同様に1つはETC車専用、もう1つは一般ブースとして運用されています。

広島自動車道における隣接区間

広島自動車道上での本インターチェンジの前後関係は以下の通りです。

（30）広島ジャンクション - （2）広島西風新都インターチェンジ - 久地バスストップ - 久地パーキングエリア - （1）広島北インターチェンジ

この並びは、広島ジャンクション方面（大阪・九州方面など）から広島北インターチェンジ方面（中国自動車道 浜田・千代田方面など）を見た順となっています。

本ICは、西風新都地域の発展と共に整備され、現在もその交通を支える重要な施設として機能しています。

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