庄原赤十字病院

庄原赤十字病院について

庄原赤十字病院（しょうばらせきじゅうじびょういん）は、広島県庄原市に位置する医療機関であり、日本赤十字社広島県支部が運営しています。この病院は、庄原市と三次市を含む備北二次保健医療圏の中核となる病院の一つとして、地域住民の健康を支える重要な役割を果たしています。また、広島県から災害拠点病院にも指定されており、災害発生時には重要な医療の拠点として機能します。

沿革

庄原赤十字病院は1925年2月11日に、「組合立庄原病院」としてスタートしました。しかし1943年に日本赤十字社に移管され、その際に「日本赤十字社広島支部庄原療院」と名称が変更されました。その後、1949年に現在の「庄原赤十字病院」に改称され、独自の医療サービスを提供する体制が整いました。

診療科

この病院では、以下の多様な診療科が設けられています。

• - 内科
• - 循環器科
• - 小児科
• - 外科
• - 整形外科
• - 脳神経外科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - 麻酔科

これらの診療科に加えて、診療協働部門も設置されており、看護部や薬剤部、臨床検査部、放射線科、栄養課、臨床工学技術課、リハビリテーション科が病院の円滑な運営を支えています。

医療機関の指定

庄原赤十字病院は、さまざまな医療機関の指定を受けています。具体的には、以下のような指定を有しています。

• - 結核指定医療機関
• - 身体障害者福祉法による更生指定医療機関
• - 児童福祉法に基づく養育医療指定医療機関
• - 被爆者一般疾病指定医療機関
• - 二次救急指定病院
• - 母子保健法による指定医療機関

さらに、国及び広島県の様々な法律に基づく指定も受けています。これにより、幅広い患者層に対する医療サービスを提供することが可能となっています。

アクセス

庄原赤十字病院へのアクセス方法は、JR西日本の芸備線・備後庄原駅から徒歩約15分、またはタクシー利用で約5分と非常に便利です。交通手段が整っているため、周辺地域からも多くの患者が訪れています。

このように、庄原赤十字病院は地域医療の中核を担い、様々なニーズに応えるべく日々努力しています。地域の医療的な支えとなり、さらなる発展を目指していくことでしょう。

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