弘前市立朝陽小学校

弘前市立朝陽小学校

弘前市立朝陽小学校は、青森県弘前市在府町に位置する公立小学校です。1873年（明治6年）に創立された、市内でもっとも長い歴史を持つ小学校として知られています。

概要

朝陽小学校の学区は、弘前市の中心部にほど近い市役所周辺から、南西方向へ約2kmに位置するりんご公園付近まで広がっています。学区内には、長勝寺をはじめとする禅林街や、弘前大学の本町キャンパス（医学部など）、弘前大学医学部附属病院など、文教地区としての特色も有しています。2019年（令和元年）5月1日時点での児童数は157名で、弘前市内では中規模の小学校です。

沿革

1873年（明治6年）10月1日 - 弘前市本町1丁目に「一番小学」として創立。弘前市内で最初の小学校でした。
1874年（明治7年）2月1日 - 上白銀町に移転し、「白銀小学」と改称。
1878年（明治11年）7月3日 - 本町に校舎を新築し、「朝陽小学」と改称。
1882年（明治15年）1月 - 「朝陽小学校」と改称し、初等科と中等科を編成。
1886年（明治19年）8月 - 「朝陽尋常小学校」と改称。
1887年（明治20年） - 「中津軽郡朝陽尋常小学校」と改称。
1889年（明治22年）6月20日 - 市制施行に伴い、「弘前市朝陽尋常小学校」と改称。
1913年（大正2年）12月 - 御真影奉置所完成。
1917年（大正6年）2月7日 - 校歌が制定。
1923年（大正12年） - 創立50周年を記念して校章を制定。
1935年（昭和10年）10月21日 - 現在の在府町に校舎を新築し移転。
1941年（昭和16年）4月1日 - 国民学校令により、「青森県弘前市朝陽国民学校」と改称。
1944年（昭和19年）10月23日 - 校舎が焼失。
1947年（昭和22年）4月1日 - 学制改革により、「青森師範学校附属小学校」と改称。
1948年（昭和23年）4月1日 - 「弘前市立朝陽小学校（旧）」と改称。
1949年（昭和24年）4月1日 - 「第一朝陽小学校」と改称。学区を分離し、桔梗野に第二朝陽小学校を新設。
1949年（昭和24年）9月1日 - 「朝陽小学校」に再改称。第二朝陽小学校は「桔梗野小学校」と改称。
1949年（昭和24年）10月23日 - 火災により校舎が全焼。
1951年（昭和26年）12月25日 - 在府町に校舎を新築し移転。
1973年（昭和48年）10月1日 - 創立100周年記念式典を挙行。
1986年（昭和62年）6月30日 - 新校舎が竣工。
1988年（昭和63年）6月30日 - 体育館が竣工。
1993年（平成5年）9月30日 - 創立120周年記念式典を挙行。
2003年（平成15年）9月28日 - 創立130周年記念式典を挙行。
2011年（平成23年）3月11日 - 東日本大震災により停電。
2013年（平成25年）9月29日 - 創立140周年記念式典を挙行。
2020年（令和2年）3月2日 - 新型コロナウイルス感染症対策のため臨時休校。
2023年（令和5年）9月30日 - 創立150周年記念式典を挙行。

教育目標

朝陽小学校では、「生きる力を身につけ、朝陽のようにきらきら輝く子」を教育目標に掲げています。

あかるく元気な子
さいごまでがんばる子
心ひろがる子

学区

本町、元長町、元大工町、上白銀町、塩分町、森町、覚仙町、在府町の一部、相良町、茂森町、西茂森全域、茂森新町全域、南塘町の一部、清水富田 (字寺沢)、常盤坂1～4丁目

出身著名人

石坂洋次郎（小説家） - 校門脇に石碑があります。

交通アクセス

弘南バス「茂森南口」停留所から徒歩約5分
弘南鉄道大鰐線「弘高下駅」から徒歩約19分

参考文献

『弘前市教育史 別巻』（弘前市教育委員会・1979年）
『朝陽小学校創立130周年記念誌「朝陽」』（弘前市立朝陽小学校百三十周年記念事業協賛会・2003年）

外部リンク

学校ホームページURL'>弘前市立朝陽小学校ホームページ
学校沿革PDFのURL'>朝陽小学校沿革 (PDF)

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