当麻鍾乳洞

当麻鍾乳洞

当麻鍾乳洞は、北海道上川郡当麻町開明に位置する、1961年（昭和36年）に北海道指定天然記念物に指定された鍾乳洞です。その名称に用いられる「鐘」の字が特徴的です。

発見と概要

1957年（昭和32年）1月13日、石灰岩の採掘作業中に偶然発見されました。洞窟の規模は、面積がおよそ1500平方メートル、全長は約135メートル、高さは7〜8メートルに及びます。内部は5つの部屋に分かれており、それぞれが狭い通路で繋がっています。

洞内には、様々な形や大きさの鍾乳石が多数存在しています。これらの鍾乳石は、不純物が少なく透明度の高い方解石結晶で構成されている点が大きな特徴です。特に目を引くのは、直径5ミリメートルほどの細長い鍾乳管で、この鍾乳洞では「マカロニ鍾乳石」として紹介されています。これらの鍾乳石は、長い年月をかけて自然が生み出した芸術作品と言えるでしょう。

施設案内

所在地

北海道上川郡当麻町開明4区

開洞期間

毎年おおむね4月下旬から10月下旬までの約6ヶ月間です。開洞期間中は無休で営業しています。

開洞時間

午前9時から午後5時まで。

入洞料

• - 個人

- 大人（高校生以上）：600円
- 小人（小・中学生）：400円

• - 団体（15名以上）

- 大人（高校生以上）：500円
- 小人（小・中学生）：300円

幼児（小学生未満）は無料で入洞できます。

駐車場

無料駐車場が完備されています。

交通案内

• - 鉄道：JR石北本線当麻駅からタクシーで約15分（約10km）。
• - 自動車：道央自動車道旭川北ICから車で約30分（約20km）。
• - 飛行機：旭川空港から車で約45分（約30km）。

関連情報

• - 関連事項

- 鍾乳洞
- 洞窟

• - 外部リンク

- 当麻鐘乳洞 - 当麻町観光協会

当麻鍾乳洞は、自然が作り出した神秘的な空間であり、訪れる人々に感動と驚きを与えてくれるでしょう。北海道を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

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