御崎公園駅

御崎公園駅の概要

御崎公園駅（みさきこうえんえき）は、兵庫県神戸市兵庫区金平町に位置し、神戸市営地下鉄海岸線の駅です。この駅は、番号K07であり、そのテーマは「VIVID PARK SIDE STATION」とされており、活気に満ちた公園に隣接しているという特徴があります。

歴史的背景

この駅は2001年7月7日に神戸市営地下鉄海岸線の開通と同時に開業しました。2011年4月には特別な広告として「ホームズスタジアム神戸前」が駅名標の下に掲示されました。しかし、2023年9月15日には残念ながら、4番線で人身事故が発生する悲劇もありました。事故の結果、36歳の男性が亡くなるという痛ましい事案が報告されています。

駅の構造

御崎公園駅は、2面3線からなる島式ホームを持つ地下駅です。地下1階がコンコース及び改札口、地下2階にプラットフォームがあります。この構造は、海岸線で唯一のものであり、プラットフォームはイベント時に多くの乗客を受け入れるために両側からアクセスできるよう設計されています。駅には、東と西の2つの改札口があり、改札外では地下通路で繋がっています。各出口からは地上に出ることができ、特に出口2はノエビアスタジアム神戸に近いです。また、夜間に滞泊する列車の運用も行われています。

駅周辺の環境

御崎公園駅は、兵庫運河に囲まれた多様な用途の地区に位置しています。周辺の浜山地区では、「浜山地区土地区画整理事業」が進行中で、道路の拡張や新しい公園の整備、住居の建設が行われています。この地域の発展に伴い、ノエビアスタジアム神戸が建設され、特にサッカーや各種イベントで賑わっています。このため、駅のテーマも公園に関連した活気あるものとされています。

デザインとアート

ホームの対向壁にはスポーツのダイナミックなデザインが取り入れられており、新しいスタジアムや公園への期待感を高めています。コンコースの中心には「中央広場」が設けられており、その円形のヴォールト天井とそれに応じた円形の床デザインが、エネルギッシュで楽しい雰囲気を醸し出しています。また、中央には海神ポセイドンの彫刻が配置されています。

乗降状況

2022年度の1日平均乗車人員は3,205人であり、海岸線では第6位の乗車数を誇ります。2000年度に立てられた計画に比べ、乗車人員には課題が残りますが、他の駅と比較すると予測に近い数字となっています。開業以来の乗降人員のデータも公表されています。

交通アクセス

駅周辺には主要なスポットがあり、御崎公園やノエビアスタジアム神戸、御崎車両基地、さらには郵便局や各種商業施設も点在しています。また、神戸市バスの路線も利用可能で、地域内をスムーズに移動できます。

特徴的なエピソード

この駅は映画『交渉人 真下正義』の撮影地としても知られており、劇中では「TTR東陽線東陽町駅」として登場しました。

隣接駅

御崎公園駅の隣には和田岬駅（K06）、苅藻駅（K08）が位置しています。

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