御嶽神社 (木曽御嶽山)

御嶽神社は、霊峰・木曽御嶽山に対する山岳信仰を背景に、長野県側の山頂と麓に鎮座する神社です。特に、他の地域の御嶽神社と区別する際は「木曽御嶽神社」とも呼ばれます。

江戸時代には、覚明によって開かれた東方の黒沢口、そして普寛によって開かれた南方の王滝口という二つの主要な登山道が整備されました。それぞれの登山道沿いには、山岳信仰の拠点として神社が築かれ、今日に至るまで信仰を集めています。

さらに、王滝川が木曽川に合流する地点、木曽ダム付近には、御嶽山に対する信仰を同じくする教派神道教団、御嶽教の施設である「御嶽山木曽本宮」が位置しています。この事からも、御嶽山信仰が地域に深く根ざしていることが窺えます。

構成としては、以下の通りです。

黒沢口

黒沢(口)御嶽神社（御嶽神社黒沢口）
奥社
里宮（長野県木曽郡木曽町三岳3793）
木曽御嶽本教 総本庁
日野百草本舗 里宮店
若宮

王滝口

王滝(口)御嶽神社（御嶽神社王滝口）
奥社
里宮（長野県木曽郡王滝村3315）
滝旅館（長野県木曽郡王滝村3417-1）

木曽福島

御嶽山木曽本宮（御嶽教）（長野県木曽郡木曽町福島和合4412-1）
旧施設・木曽大教殿（長野県木曽郡木曽町福島新万郡2325）

これらの施設は、御嶽山信仰の歴史と深さを物語っており、多くの参拝者が訪れています。

外部リンク

* 御嶽神社 (王滝口) - 公式サイト

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