御返地バイパス

御返地バイパスは、岩手県道6号二戸五日市線のバイパスとして、東北新幹線の盛岡駅以北延伸事業の一環で建設されました。

概要

このバイパスは、まず似鳥地区から二戸市街地方面へ向かう区間が優先的に建設されました。馬淵川には希望大橋が架けられ、国道4号へ直接合流する新道が建設され、2000年12月に一部が開通しました。これにより、従来のルートにあった幅員が狭く、落石や冠水の危険がある箇所を回避することが可能になりました。また、県道6号の起点が二戸市石切所地区から一戸町内へと変更されました。旧道は、対岸にある男神岩・女神岩の麓を通るルートでしたが、両側にゲートが設けられ廃道となりました。
2002年7月5日には、全区間が開通し（工区名「似鳥・合川工区」）、長年の課題であった幅員狭小、急カーブ区間、落石の危険箇所が解消されました。バイパス建設にあたっては、御返地トンネルと似鳥トンネルの2つのトンネルと、6つの橋梁が新たに建設されました。

路線データ

起点：二戸郡一戸町鳥越字駒木平（希望大橋東丁字路・国道4号交点）
終点：二戸市福田字川袋（御返地トンネル西口）

地理

バイパスの途中では、二戸広域農道（二戸市似鳥字大向）と交差しています。

関連事項

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