徳島雅彦

徳島 雅彦 (とくしま まさひこ)

徳島雅彦は1973年生まれで、株式会社B.B.スタジオに所属しているゲーム監督です。群馬県出身の彼は、ゲーム業界において確固たる地位を築いており、その作品における独自の演出やデザインが広く注目されています。彼のキャリアにおいて特に有名なのは、ガンダムシリーズに関連するゲームです。

プロフィール

徳島は、株式会社ベック時代にチームホワイトディンゴを率い、特に外伝シリーズにおいてその能力を発揮しました。彼の作品は、ガンダムファンをも唸らせるほどのクオリティとこだわりが特徴です。特にセガサターンでリリースされた『外伝シリーズ（THE BLUE DESTINY）』は、脱キャラゲーとしてのガンダムゲームの金字塔とされています。この作品は、ゲームのストーリーやキャラクターに対するアプローチが新しい試みとして評価されています。

続いてリリースされたドリームキャストの『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』は、強烈なミリタリー要素を取り入れ、いまだに多くのファンからの支持を受けています。この作品の魅力は、リアルな戦闘描写や深いストーリー性にあります。さらに、彼が監督したPlayStation2の『ガンダム戦記』では、スタイリッシュなオープニングやBGM、そして萌え要素が組み合わさった独自の作風が特徴です。

主な作品

以下に、徳島雅彦が監督を務めた主なゲーム作品を紹介します。

• - セガサターン

- 『機動戦士ガンダム外伝I 戦慄のブルー』
監督、ゲームデザイン、演出、設定・シナリオ監修、モーションデザイン、グラフィック
- 『機動戦士ガンダム外伝II 蒼を受け継ぐ者』
監督、ゲームデザイン、演出、設定・シナリオ監修、モーションデザイン、グラフィック
- 『機動戦士ガンダム外伝III 裁かれし者』
監督、ゲームデザイン、演出、設定・シナリオ監修、モーションデザイン、グラフィック

• - ドリームキャスト

- 『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』
監督、ゲームデザイン、演出、サウンド監修、設定制作、シナリオ原案・監修、モーションデザイン、グラフィック

• - PlayStation 2

- 『機動戦士ガンダム』
監督、演出、映像編集
- 『機動戦士ガンダム戦記』
監督、ゲームデザイン、サウンド監修、設定・シナリオ、演出、映像編集
- 『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』
監督、ゲームデザイン、演出、サウンド監修、設定・シナリオ監修、映像編集
- 『エウレカセブンTR:1 NEW WAVE』
監督、ゲームデザイン、設定・シナリオ監修
- 『エウレカセブンTR:2 NEW VISION』
監督、ゲームデザイン、設定・シナリオ監修

• - Wii

- 『機動戦士ガンダム MS戦線0079』
監督、ゲームデザイン、設定・シナリオ、演出

• - ニンテンドーDS

- 『機動戦士ガンダム00』
監督、ゲームデザイン、シナリオ

• - PlayStation 3

- 『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』
監督、ゲームデザイン、企画
- 『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』
監督

• - PlayStation 4|PlayStation_4/5

- 『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』
各種監修
- 『機動戦士ガンダム バトルオペレーション コードフェアリー』
脚本

その他の活動

徳島はベック入社前、A-WAVEにも在籍しており、スーパーファミコンの『RINGS』やセガサターンの『シーバスフィッシング』ではグラフィックを担当しました。また、ガンダムエースにおいてコラムを連載していたほか、アニメ『交響詩篇エウレカセブン』の企画に参加しています。

また、彼は高等学校や専門学校での講演活動も行っており、ゲーム制作についての知識を広めることに努めています。今後の徳島雅彦の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索